このゴールデンウィーク明けにビッグニュースが飛び込んで来た!ハピネッツの顔とも言える中山拓哉選手が自由交渉リストに公示された。なお引き続き交渉は継続されるようだ。
一体どのチームからオファーがあったのだろうか?A東京か?宇都宮か?おそらくトップチームからだと想像する。先輩、田中大貴選手がいるA東京で一気に環境を変えるかもしれない。
中山拓哉選手は言わずと知れたディフェンスの貢献度が高く、前シーズンのスチール王だ!またインサイドを切り込んでいくドライブアタックや今シーズンでは新しい武器、3pシュートも花開いた。
このままハピネッツ選手としてさらに熟成を重ねる選択もあるけれど、新しい環境で自分を試し、高めたいとするチャレンジ精神も理解できる。彼はまだ26歳で、もう26歳なのだ。(7月で)
同じ東地区ならば対戦も実現する。
あとはチームの構想という点も気になる。ケンゾーHCの見据えるチームとしてのピースとして中山選手をどう生かすつもりなのか?継続としてどんな話をして引き留めるのか?彼の替えは正直いないのかなと。
簡単に比較はできないと思うが、オイさー田口成浩選手も自由交渉リストに載ったが、最後の最後で自分の意思を貫いて秋田を去り、新しい環境を選んだ。
移籍先の千葉での活躍は知っての通りだが、決して平坦な道のりではなかったはずだ。連続出場記録もあっさり途絶えたし、そうした温情はない世界。
中山選手も今まで積み上げてきたことを、自信にしている部分もあると思うし、秋田ではなく他からのチームから評価されて声がかかるのは、なんら不思議なことではないし、プロとして評価が高いのは選手冥利に尽きることです。
願わくば秋田でさらなる成長をと、秋田県民は思っているのかもしれない。
しかし、純粋にバスケットに打ち込み、チャレンジして行こうとする選手の気持ちは、尊重してあげたい。それがたとえ茨の道としても、秋田との縁でプレーでき、それを応援できた期間は色あせることは決してないのだから。
ハピネッツとしては若い選手が台頭しつつある。中山選手がたとえ去ることになったとしても「やってやる」と静かな闘志を燃やしていることを信じたい。安易にポスト中山選手ではなく、超えるつもりで研鑽してほしい。
それにしても、移籍のシーズン到来で、特にバスケは目まぐるしいです。お金で才能ある選手ばかり獲得してもいい成績を残せるかは未知であります。
ただハピネッツはどんな選手が集まっても目指すチームカラーはぶれないので、一致団結してチャンピオンシップを目指してほしい。