昨日の琉球戦では、秋田はすべての面で「撃沈」されてしまったのだが、琉球のハードワークをどう攻略するのか?試されるゲーム2となる。ケンゾーHcからどんな修正点を示され、それを選手が遂行できるか?チーム力も試される。現状持てる力をすべて出し切り戦ったもらいたい。
2020-21 B1第3節11月18日秋田ノーザンハピネッツVS琉球ゴールデンキングス試合結果
秋田|20|16|17|23|=82
琉球|16|22|19|25|=76
試合の入りは上々だった。秋田はスタメンに細谷選手をそろえた。
デイビス選手のダンクから入り、中山選手のレイアップ、細谷選手の3Pシュート、と前半はボールと人が良く動いて、得点を重ねた。
多田選手も2本連続で3pシュートを決めた!!!
しかしいい流れの中で、パスミス、ターンオーバーがあり、琉球もじわじわ追い上げてくる。どちらかが主導権を握るか?競った試合内容を展開した。
こうした、我慢比べの時は、決まって、ミス、ターンオーバーから敗戦する場面がある。そしていい流れの時に、突き放つシュートの精度が勝敗を分ける。
2点ビハインドで後半勝負!
秋田はディフェンス、特に外国籍選手のシュートブロックでしのいでいるが、オフェンスが重たい。工夫を重ねて合わせのシュートまでもっていくのだが、それでも琉球のオフェンスの波が止まらない。あっという間に10点差をつけられた。
ここで古川選手、小野寺選手の接触プレーで試合が中断。中山選手の3pシュートで53-57の4点差まで詰め寄った。
激しい守りあいの中を抜け出すのが琉球だった。3pシュート2本にインサイド。要所での制度の良さ。再び10点差に。
しかし今日の秋田はここから粘る。ボールへの執着心、気迫で、長谷川選手がバンクショットを決める。デイビス選手がドライブ、ワンスローで69-71。ここで会場がフライアゲイン!この日最高潮に達した。
細谷選手がドライブ、ワンスローで、72-73の1点差まできたのが今日は精一杯。琉球の必勝パターン、並里選手、クーリー選手の仕掛けを崩せなかった。
今日は試合を作ったと思うし、パスミスがなければ勝利したかもしれない内容ではあった。しかし、シューターの精度、仕掛けは秋田はまだまだ、改善の余地はあると思う。伸びしろがある。
今日は細谷選手が躍動したしエナジーを与えていた。保岡選手、多田選手の調子次第では、もう少しオフェンスは良くなるイメージはある。なので今日の琉球戦での教訓を生かして、次回の北海道戦では、秋田の必勝パターンを再現してもらいたい。
勝負どころを任せられるエースがいないというか、全員が今日の細谷選手の戦う姿勢を共有さえすれば、そんなに悲観するものでもないと思うし、今季は日本人が頑張るというのなら、とことん追求してほしい。
であるならば、激しいディフェンスからのファーストブレイクと課題の3pシュートの精度である。シュートできるのに、パスを選択するべからず!プレシーズンゲームの戦い方を遂行するべし!そしてフリーを作り出す選手の動きを早くして相手ディフェンスを翻弄してほしい、んでねー!
次回はアウエーで北海道戦!ともに連敗中なのだが、意地でも負けられないだろう。昨季と同じメンバーがそろう秋田は、そろそろ、メインエンジンに点火しないといけない。