12月からの逆襲!千葉に攻略されたディフェンスをケンゾーHCの秘策で倍返しに?

ディフェンスが一度崩壊すると、千葉にはまさかの44点差をつけられて、実力不足を露呈した秋田。

つまり、2連戦というシステムでは攻めるディフェンスだけでは戦えない状況も大いにあり得るということ。ましてけが人や調子の上がらないシュート精度の中においては特に厳しい。

ゾーンディフェンス敷くも、相手チームが3Pシュートを高確率に決めてくるし、その前でブロックする体力が削られてしまっている。

千葉には秋田の3Pシュートを背の低い富樫選手がジャンプしてブロックしていた。ファールにならないでボールに触れて軌道を変えていた。(元秋田の白濱選手も三河の金丸選手にやっていた)そこまでディフェンスの意識を絶えず持っているメンタルの強さは見習ってほしいと思った。

そもそも秋田のディフェンスの強みとは

苦しい時間帯をディフェンスでしのいで、スチールやリバウンドで流れを変えるのも、そうしたメンタルと体力があっての技。それも選手全員が共有してこその秋田です。

それこそ強豪と戦って競い合い、どちらが勝つか?わからない勝負をしてきたことも事実!そこには本当に「心技体」の充実がありました。スタミナもありました。15点差を縮めました。

この時のイメージこそ大切で、後はほんの少しシュートが入ったりすれば勝ち切れていた。この部分の鍛錬を潜り抜けていく必要性がどうしてもあるのでしょう。

残り2,3分で競っている場面のゲームプランの繰り返しです。

本当にもしかしたら気の遠くなる作業かもしれませんけどね。でもそうしないと日本一を目指すなんて言えませんよね?

シューター陣の奮起

保岡選手、細谷選手の存在感が薄いのは予想外でした。外角シュートの精度、これはどうやってあげればいいのか?実際シュート練習はやっていると思うし、シュートタッチうんぬんは本人の感覚によるので何とも言い難い。

されど打たないとには始まらない。

「ああ、やっぱりだめかもしれない」と思うのではなく、「決めてやる!ここは俺が決めてやる」といいイメージをし強い気持ちで打ちまくるしかないのかなと。千葉の富樫選手もいろいろ乗り越えて今のスタイルを確立しました。

ここぞとばかり、憎たらしいほど精度がいいです。バスケの神から愛されるほどの努力をしてきたと思います。

例えば体操の内村航平選手。難度の高い技を自分のものにしています。大舞台でなぜ発揮できるのか?同じように思います。

千葉戦で田口選手も復調の兆しをつかんだのかもしれません。

今野本選手の3Pシュートの確率がいいのは好材料ですね。

競った場面のシチュエーションをイメージしながらタフショットでも決め切る練習。なんとかものにしてほしいです。

外国籍選手の可能性

デイビス選手の可能性としては、まだまだアジャストできる部分はあると思います。ただ日本の審判の笛に対しての不信感があり、それがプレーに極端に影響しています。

ここはコールビー選手やカーター選手とのコミュニケーションをとっていただき対策を練ってほしいと思います。来たばかりで面食らう環境ではありますが、アグレッシブなプレーが影をひそめてしまっては、もったいない。

現在の3人いる外国籍選手の強みを生かしていけば、強豪相手でもそんなに悲観することはないと思います。コールビー選手もキャリアハイの30得点するとは思いませんでしたし。かみ合えば秋田は素晴らしくなると思います。

またチーム身長が低い秋田にすればゴール下の番人は頼もしい。何度もゴールを防いでくれていますし、リバウンドからのファストブレイクにつなげています。

対戦相手は秋田の良さをつぶしにかかります。ミスマッチを突いたり、3Pシュートの精度だったり。

でも秋田は今シーズン掲げた通り、ディフェンスの走力がまず第一の条件。そして早い攻撃。セットオフェンスで時間がかかるとリバウンドで不利になってるデータがあります。

ケンゾーHCの戦略

「今は8勝7敗ですが、琉球とのGAME2やSR渋谷、宇都宮、千葉という本当にトップチームと最後まで分からない試合をシーズン序盤の早い段階でできたことは、非常に良い要素だと思っています」

「そこで勝ちきれるように持っていきたい。僕たちは戦えるかどうかみたいなレベルではやりたくありませんし、そこに焦点を当てると弱いチームになってしまう。僕たちが良い状態の時にどうやってそこを作り上げて、さらにそこから一つ上がって行くのかが大事だと思います」

この期間に「チームの成長にフォーカスしていきたい。自分たちの良いところに焦点を当てることが大事だと思っています」と自身の考えを語る。「悪いところを見るとしんどいですし、僕たちは千葉さんでも宇都宮さんでも川崎さんでもA東京さんでもない。その中でどうやって戦っていくかを模索しているチームなので、悪い部分よりも良いところ、可能性の部分にフォーカスして自信をつけていきたいです」

「良いところを伸ばして悪いところを削る。そうやってトップチームに勝ちきれる力をつけていきたいです」
引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/bb8abe9954d6541b82b56f514f50e9afc2aa25c6?page=2

12月2日水曜日のホーム開催、新潟戦は注目です。プレシーズンゲームでは2連勝しましたが、現在の新潟は外国籍選手も変わり、チーム力も侮れません。

アップデートした秋田を見せてほしいですね。んでねー!

→2020-21プレシーズンゲーム初戦新潟 vs 秋田は外国籍選手不在で勝利できるのか?