2020年最後のホームゲームは先の寒波が嘘のような、穏やかな天気になった。会場のブースターもほぼ席はいい感じで埋まっている。コロナ禍の調整がないと満席だったろうに。本当に秋田ファンの熱量には頭が下がる。
2020-21 B1第15節12月17日秋田ノーザンハピネッツVS三遠ネオフェニックスゲーム2
秋田|22|20|19|24|=85
三遠|19|6|12|16|=53
さてゲーム2の入りは、昨日と同じように三遠がするするとストレスなく得点をする。両チーム「がちがち」とディフェンシブな接触が目立つ。ピリピリと三遠の気合を感じるスタートだった。
長谷川選手がするすると抜け出し3pシュートをを決め10-11の一歩前に出れば、野本選手がカーター選手に絶妙のパスでダンク!よく見ている!
コールビー選手もゴール下のデイビス選手に入れダンク!とどめは多田選手のブザービーター3pシュートを決めた。
秋田はここにきて確かにチーム力が上がったと思う。シーズン序盤はあんなに外角シュートが入らずに相手に100点ゲームを献上してしまうこともあった。
現在はどの選手も外角シュートが入る。
三遠との相性が良くただ単にかみ合っているのか?それはわからないが、20チーム中18番目の3pシュートの低い成功率からは脱した感じがする。
多田選手も調子を上げてきたし、プレイタイムが少ない中、スピードに乗ったクイック3pシュートを決めるあたり、本当に素晴らしい。これでマークがきつくなれば、インサイドが開くし、セットオフェンスの幅が広がる。
今日は長谷川選手が3pシュートを4本決めれば、ディフェンスでは、ボールへの圧が凄まじい。このディフェンス、手の使い方こそ少年バスケ、、ともすれば身長の低いプレイヤーへの指針なのだろうと思うし、解説者も絶賛していた。
ゲームの流れは完全に秋田。時々三遠もいいプレスを見せるのだけれど、単発に終わる。得点を上げても、そもそもハードワークがないので、簡単にペイントエリア、リングの下を空ける。
こうなれば、簡単に得点が入るし、差は縮まることは難しい。
チームにいくら有望な外国籍選手の活躍があれど、それを生かすのは周りの選手。緻密な連携とワードワークがなければ、いとも簡単に、数分で差がついてしまうのが、バスケットの怖いところ。
なのでケンゾーHCが口癖のように言う「まずディフェンスをやってくれ40分間」というのが少し理解できた気がした。特に秋田はこれをクリアした選手が、得点をとれるようになると、本当に手ごわいチームになると思う。
強豪と5分に戦える日はそう遠くないと思う。
さあ、年末のこの日、秋田の目指すイメージはすべての秋田ファン、関係者、選手と共有した。後はさらに経験を積んで成長し、胸を張って上位進出に、精進してほしい。
2020年本当にお疲れさまでした。ありがとうございました。正月はいきなりアウエーで広島戦です。ハピネッツの新年の幕開けからも目が離せませんね。んでねー?