川崎が4度目の天皇杯優勝した。しかも決勝の相手は宇都宮だった。ロースコア展開で両リームの戦術が垣間見え面白かった。
【ハイライト】天皇杯決勝 宇都宮 vs 川崎(第96回天皇杯)
川崎はビッグラインナップを駆使して外からの3Pシュートの精度を高めて功を奏したように見えた。
高さを意識させつつ、インサイドに注意を呼び寄せ、そのままトライしても良し、ディフェンスの裏をかき外でのシュートを決めるのも良し。
ファージカス選手のコメント
「パブロがスモールフォワードでプレーする中でもリバウンドへの理解度が高いし、自分とヒースがゴール下にいるということは7フッター(7フィートは213cm)が2人いるようなもの。ディフェンス面で(腕の)長さと大きさが出るから我々はよりタフになるし、それを生かして多くのリバウンドを奪える。ビッグラインナップは残るBリーグのシーズンにおいて、我々の大きな武器になると思う。今日の試合でそれを証明できたし、これから対戦する相手にとっては大きな問題になるだろう。シーズンを通じてビッグラインナップを試みてきたけど、今日がこれまでのベストだったと思うし、今後もっと良くなっていくはずだ。ビッグラインナップで天皇杯で優勝できたのは自信になったし、Bリーグの試合でも再現できればチャンピオンシップを獲得する大きなチャンスになると思う」
引用:https://news.yahoo.co.jp/byline/takashiaoki/20210314-00227319/
堅守の宇都宮相手にまさにその通りの試合展開ですよね?しかし我が秋田はその川崎のビッグラインナップをハードディフェンスで、蹴散らすことに成功しているのだ。
これこそ秋田のスタンダード!ハイライト動画
この戦い方が秋田のスタンダードになってほしいと願っております。もちろんコールビー選手もおりましたし、前途は洋々と感じ、誇らしいものでした。
しかし毎回毎回それを遂行できるかといえば、そうはいかないのがバスケット。選手全員の集中力の差やその日のシュートタッチやディフェンスのズレで2連勝するのは難しい。
調子を修正できれば幸いなのだが、ずるずるいくとあっという間に20点差がつくことになる。
なので、心技体の充実と戦術理解でもって試合を積み重ねて、成長する必要がある。
秋田はこの道の途上なのだが、ケンゾーHCの考えの先にはどんな未来を描いているのだろうか?無論、ただ外国籍選手を変えたり補強したりするのではなく、秋田のバスケに叶う選手で、道を究めていくのだ。
ただ、、、ディフェンスの形はいやというほど叩き込まれていると思う。あとはオフェンスの形、その中でもアウトサイドシュートの精度は重要となる。
たびたびいうがシューターの奮起がないと、競う展開を相手に持っていかれてしまう場面が多々あった。
現在は天皇杯バスケの日程で少し時間が空いた。
無論チームの約束事の確認と、シュート練習をしているに違いない。コールビー選手の代わりは誰にもできないのだが、新しいワン選手の奮起も見てみたい。
3月20日21日はアウエーの三遠戦。ここの勝負はぜひとも勝ってホームのA東京戦に弾みをつけたいものだ。