2018~19CS決勝!富樫のピック&ロールの魔法を東京が封じ込めた戦術をハピネッツは学んだぜ!


うーん、チャンピオンシップ決勝はまさかの展開に最後までハラハラして見ていました。千葉は今シーズン最高勝率で、A東京に1敗しかしていません。しかもA東京は5敗。だれが想像しても千葉が有利かな?と思っていましたが、この一発勝負の明暗を分けたのは、冷静な戦術だったのかもしれません。

まさかの最大で19点差!いつもなら千葉はファーストブレイクからの速攻で、波状攻撃を仕掛け、相手チームの戦意喪失を引き出してきた。それをA東京に決勝でやられてしまった。最終スコア71-67。

千葉は勝負所でマークが甘くなって、ディフェンスが緩くなっていた。そこを突かれた感がある。

ここ一番での結束力、冷静さは普段の追い込む練習、試合経験で培ったものなのだろうか。東地区3位に位置しているのは敗戦から確実に学び、最後に花開いたプロセスは見事です。負けた強みというのかな。

対する千葉は勝ち癖はあったのだろうが、何かを見落としていなかっただろうか?とっても、酷な話なんですが。

文句のない首位チームとして君臨し、圧倒的なオフェンス力、チーム力でねじ伏せてきた。ディフェンス力も持ち合わせているし、全く持って隙がない。

劣勢に立たされる時でも、いつでも逆転する破壊力を見せてきた。インサイドでも外角シュートでも圧倒してきた。

ただ一発勝負のゲームの怖さ。試合の流れが行き来する中で、抜け出す何かをこの日持っていたのがA東京のような気がした。ちょっとした数分間、相手のやりたいバスケをやった。

柔道でいえば「合わせ技」みたいに相手の力を逆に利用して、するすると確実に抜け出していく。熱い志と、冷静な判断力とチームの決めごとで相手のシュートの時間を奪っていった。

最後の4クオーターで首位の意地、千葉は逆襲を仕掛けが始まった。富樫選手のピック&ロールの3Pの魔法で2点差まで迫るドラマは見ごたえ十分!起死回生の逆転も予感させた。しかしその後のドラマはなく、タイムアウト。最後まで富樫選手にマークし続けた馬場選手の体力は素晴らしかった。

勝負は時の運。お互いが素晴らしいチームであることは間違いのない事実。もう一度対戦したら逆の展開もあろうかと思うが、決戦の日の何かが勝負を分ける。

まるで肉を切らせて骨を断つ「タフさの証明」をいろんな角度から遂行して見せた試合。誰もが注目した試合だったが、ハピネッツ選手諸君も胸を熱くしたことだと思う。

どうすれば大舞台で勝つことができるのか?のヒントを今日の試合で、もらい学んだに違いない。これってやっぱり東地区のカテゴリーにいるのって幸せなことではないだろうか?

それを、新HCと新チーム体制で「チャンピオンシップ出場」の目標を叶えるべく精進の日々を迎えるのみです。どうか1日1日を決して無駄にすることなく、いつの日にか秋田にチャンピオンフラッグを届けてほしい。

意外とそう遠くないかもね。んでねー?

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