ああ、会場内のため息が！二度見するほど美しすぎるグリン選手の３Pで完勝！

前回の試合からバイウィーク明けの久しぶりの試合となる。オミクロン株の感染拡大する中、チームは連携を深めて練習に打ち込んだはず。問題は試合勘。本荘ナイスアリーナでの試合だが、秋田はゲームの入りの悪い癖に注意したい。

横浜ビー・コルセアーズは、河村勇輝選手(東海大学 在学中)をB.LEAGUE2021-22シーズンの特別指定選手として登録。彼の成長した姿も注目だ。マッチアップは長谷川選手、楽しみだ。

2021-22 B1第17節1月22日秋田ノーザンハピネッツVS横浜ビーコルセアーズゲーム1

秋田｜25｜27｜24｜21｜＝97
横浜｜13｜18｜21｜26｜＝78

試合ハイライト動画

美しすぎるグリン選手の３Pシュート動画

ケンゾーHCコメント

前回はアイバーソン選手がケガ、デイビス選手もテクニカルファールでいないチーム状況だった。
だからその二人には特に期するものがあるに違いない！！！秋田のゲームの入りはまずまずだったと思う。実に2週間ぶりの試合で、選手のシュートタッチが懸念されたが、そんな心配は無用だった。試合がしたくて、うずうずしているかのように、長谷川選手がいきなりスチール、古川選手がシュートを決めた。

横浜の森川選手がすかさず３Pシュートで応戦するも、グリン選手がお返しとばかり、３Pシュートを連続で決めて14-7とした。田口選手もジャンパーやキャッチアンドシュートの３Pシュートを連続で決めて22-10、二けたの得点差をつけた。

秋田は試合早々に攻守がかみ合い、リズムがいい。特にグリン選手の試合の入りで放つ３Pシュートは美しい。（本日23得点）これが決まりだすと他の選手にも伝播するから要注意なのだ。

横浜はチェコ代表のアウダ選手がインサイドアタックで気を吐くが、パスミス、ターンオーバーで流れをつかむことができなかった。

秋田はいろんなオフェンスを仕掛ける。古川選手からアイバーソン選手へのパスは、ターンオーバーになってしまったが、長谷川選手がカットインで、弾みをつけると、川嶋選手のピックからのアイバーソン選手がダンクを決めた。

アイバーソン選手も前回はケガでベンチからみていたので、今日はやってやろうと気持ちが入っていたし、ゴール下で何度も存在感を発揮した。彼の諦めないタフショットは相手にとっては脅威だろう。しかしまだまだパフォーマンスは上がるだろう。

中山選手のパスから田口選手のジャンパー、中山選手のスチールからグリン選手、中山選手のレイアップ、イージーバスケットで一気に38-19のダブルスコアにした。

横浜は4分間得点無し。思うような準備ができなかったチームの事情が見て取れた。

期待の河村選手はフリースローを確実に決めるし、ピックアンドロールでアウダ選手がカットインでリズムをもたらした。

後半は横浜のペイントアタックが増えてきて、互角の戦いに持ち込んだ。河村選手のスピードに乗ったカットインを連続で成功させ、ワンスローも確実に決めた。4クオータでエンジンがかかり、３Pシュートも沈めた。個人では17点を挙げる活躍を見せた。

それでもなかなか20点差が縮まらない。

大浦選手がデイビス選手へのアリウープパスが直接入り３Pシュートになったり、今日のオフェンスの出来が秋田は良すぎた。横浜はアウトサイドシュートをなかなか打たせてもらえないが、秋田は少しのズレを見逃さずに打っている。

デイビス選手もダブルダブルの活躍で、最近はよくファールコントロールをし、リバウンドからリングまで実によく走る。彼の献身的な走力がやっと昨年同様にアジャストしてきた。

横浜の大庭選手が最後コーナー３Ｐシュートを決め切った。明日はひょっとしたら、横浜の方がアウトサイドシュートの確率が上がるかもしれない。

試合早々に勝負が決まった感があり、大味な流れもあったが、明日のゲーム2はまた違う展開になるし、河村選手をスタメンで使い、最初からガチンコ勝負で挑んでくるだろう。

秋田は好調なオフェンスに対して、堅実なディフェンスが雑になっている気がする！！もっと質が良かったのではないか？外角シュートに隠れて、地味なディフェンスこそ、勝利に導くはず。

秋田は完勝したときこそ、もう一度、確実に守備を確認してこそ、最終目標に近づく。後半ペイントエリアはザルだった事の危機を今感じている人はいるのだろうか？