泣くな!中山拓哉選手!河村選手が3Pシュート打つ刹那の対決が一番ワクワクしたよ

昨日の勝利で連敗を3で止めた秋田は、横浜戦2連戦なるか?大事な試合だ。デイフェンスの強度や、シュートを打ち続けるメンタルの強さを横浜相手に発揮できれば、CS出場も吹き寄せることができないかもしれないからだ。

試合結果・速報

2022-23 B1第25節3月19日秋田ノーザンハピネッツVS横浜ビーコルセアーズゲーム2

秋田|16|20|17|23|=76
横浜|21|22|25|21|=89

ゲームの入りは横浜が良く、いきなり9-0のランに成功。秋田はキッド選手の3P が外れ、イージーなゴール下がリングにはじかれたりして、リズムが悪かった。

古川選手のバックカット、ザック選手が相手を飛ばしてのダンクでやっと4点を返すと秋田は徐々に落ち着きを取り戻した。

横浜の須藤選手が3Pシュートが好調だったが、保岡選手も2本の3Pシュートを決めて21-21の同点にした。カンター選手がリバウンドを頑張りゴールを決めて逆転すると横浜はタイムアウト。

キッド選手の3Pが2本決まり前へ出ると、オリバー選手のカットインワンスロー、大場選手の3Pやスチールで逆転に成功。河村選手のアシストが本領発揮、ジャクソン選手のダンクへ高速パス。イージースコアで秋田をじりじり引き離しにかかる。

前半の最後、古川選手からのバックドアでザック選手が得点、古川選手のジャンパー、3Pと追いすがり36-43と試合を作った。

後半の入りはキッド選手のタフな3Pシュートが決まり41-43と肉薄するも、後のシュート精度が低く、その間に横浜の赤穂、河村選手が連続で3Pを沈めた。このあたりから秋田はターンオーバーが多くなる。

横浜は秋田のスイッチディフェンスを攻略し、高さのミスマッチでジャクソン、オリバー選手のゴール下から得点を伸ばした。

3クォーターの最後河村選手がとどめの1オン1を仕掛け、3Pを打つ瞬間、中山選手の手が伸びスチール!イージーバスケットをファールで止められたが、ナイスファイトだった。

最終クオーター、秋田はカンター選手のゴール下、保岡選手の3P で追撃開始。しかし横浜の大庭選手が連続の3Pで58-73で大方勝負を決した。秋田はスタメンの選手のプレータイムが伸び、疲労の度合いが濃いのが見て取れた。

なのでディフェンスも甘くなり、足が止まっていた。

逆に横浜は出る選手がフレッシュで、各選手が仕事をこなした。昨日の敗戦をエナジーに変え、アグレッシブさが持続していた。


引用:https://basketball.mb.softbank.jp/lives/500484

ハイライト動画

ケビンHC代行コメント

今日は勝ちたい気持ちの差が勝敗を分けたと思います。
横浜BCは中地区で川崎と競っていますので、シーズン終盤に入って毎試合が重要だという意識があり、勝利の目的が明確だったと思います。そういう部分がチームとしても個々としても自分たちのほうが足りませんでした。横浜BCは昨日の敗戦で危機感も高まっていたと思います。試合後にほとんどの選手がシューティングをしていたのが印象的でした。それが関係しているかは分かりませんが、今日は昨日よりも確率よくアウトサイドを決められてしまいましたし、エナジーの違いが結果に影響したと思います。
引用:https://northern-happinets.com/news/detail/id=17442

最後に

満員のファンにこたえるべく秋田はスタメンを最後まで使ったが勝利を手繰り寄せるには、気力、体力の限界だった。保岡選手も久ぶりに二桁得点を記録したが、それでもエナジーの差は歴然だった。

秋田のベンチメンバーはどうしたのもか?タイムシェアもできないことには、なんとももどかしいし、来季以降選手構想もリセットされるに違いないのだ。

今日の中山選手、、場内一周に何を感じてだろう。その昔B2降格が決まった試合でも彼は涙を流し、一周をしてくれた。彼は秋田愛が強く、秋田で強豪になるチームを信じている。

でも秋田は下を向いている暇はなし。5位の宇都宮との決戦が水曜日にあるからだ。CS出場に賭ける気持ちのぶつかり合いになる。

今一度チームの共通認識を確認して、シュートを打ち続けてほしい。