今日の京都の追い上げは素晴らしかったし、負けた気がしなかったと思う。秋田はアウトサイドシュートが好調で、逆に今日の出来が気になる。ケビンHC代行としては最後の指揮になるし、チーム全体心を一つになり、勝利をプレゼントしたいと、この上ないモチベーションで向かっていくだろう。
試合結果・速報
2022-23 B1第32節4月16日秋田ノーザンハピネッツVS京都ハンナリーズゲーム2
秋田|16|9|21|24|=70
京都|18|26|14|17|=75
なんだろう?秋田のディフェンスに強さがなく、逆に京都の「やってやろう」感が伝わってくる。ペイントエリア内の京都の久保田選手のジャンパー。この部分にぽっかり穴が開く。長谷川選手のマークも甘かった。
保岡選手の高速パスがザック選手に通りダンク。ザックからのタッチダウンパスで保岡選手がレイアップワンスロー。キッド選手のファストブレイクからの3Pまでは良かっただけに、どうしたのだろうか?
カンター選手がゴール下のボールを奪ったが、逆に奪われてしまう。今日の京都のディフェンスは固い。オフェンスリバウンドからのウドゥ選手のフローターにカンター選手の寄せがなくあっさり決められてしまう。
これではいけない。カンター選手は前半出番を失い、ベンチでも孤立していた。この様子も変だと思う。
京都はディフェンスからのオフェンスもリズムが良く、やりたいバスケをした。中では久保田選手のレイアップ、ユトフ選手のジャンパー。スチールからのライト選手の3Pと、手が付けられない。秋田は前半だけで12のターンオーバー。
頼みのアウトサイドシュートも決まらず25-44で折り返した。
さあ、後半秋田はようやく、エンジンがかかったようだ。
まずはキッド選手の3Pが成功し、反撃の、のろしを上げた。保岡選手のリバウンドからのザック選手がフローター!中山選手がユトフ選手をかわしてペイントアタックで京都はたまらずタイムアウト!
伊藤選手もジャンパーを決めると、久保田選手もジャンパーでやり返す。ライト選手がファストブレイクからの3Pを決めれば、伊藤選手もレイアップで追いすがる。
カンター選手がダイブでファールをもらい2スローを連続で決めて、しっかりつないだ時間が光る。前半の不調が嘘のようだ。さすればキッド選手の3Pも飛び出した。
小栗選手が入ると攻撃が活性化!カンター選手が連続で3Pを決め57-67の10点差にした。
その後もキッド選手のレイアップや3P,伊藤選手のレイアップで66-70まで追い上げたが、時間がなく、京都が逃げ切った。
ハイライト動画
秋田ビッグプレー動画
ケビンHC代行コメント
今日は京都さんが素晴らしいバスケットをしたと思います。
昨日のゲームから戦術に対してしっかり対策を組んでやってきたと思いますが、半面、自分達は全てのことがうまくいきませんでした。
後半はしっかり集中していいバスケットができましたが、最終的に京都さんの方がいいバスケをしたと思います。
次節から前田顕蔵HCが指揮をとるので、今シーズンHC代行として指揮をとるのは最後となりましたが、特に気負うことなくいつも通りの気持ちで試合に臨みました。
自分から提案した理由は、前田HCにとってもクラブにとっても来季に向けて準備するために必要なことだと思ったからです。
引用:https://northern-happinets.com/news/detail/id=17549
最後に
20点差から4点差へ詰めたオフェンスだったが、、、。
秋田は前半と後半はまるで別のチームになったプレーをした。後半は秋田らしいバスケだった。気持ちを切り替え、ディフェンスから徹底して優位に立っていた。しかし時すでに遅し。もちろん逆転の可能性はあっただろう。しかし2クォーターがあまりにも悪すぎた。
このような出入りの激しいバスケでは上位チームに食い込むことはできない。
もちろん苦しいチームの台所事情はある。しかし、そのような時こそ発揮してチームプレイで勝つチームあり。修正するチームあり。惨敗するチームもあろうか?
今日はケビンHC代行の最後の試合。勝利を届ける断固たる決意が前半伝わってこなかった。気持ちはバラバラに感じた。
残りの試合は消化試合だし、次節はケンゾーHC采配が復活する。対戦相手は仙台。そう仙台戦のゲーム2で負けてから秋田は、呪われたように勝てなくなった。なので秋田にとっては勝利することは最重要な試合になる。
ここで負けるようでは、あってはいけないのだ。プライドをかけた戦いになる。んでねー?