パリ五輪の5日目、バレーボール男子の決勝トーナメントで、日本は準々決勝でイタリアと対戦し、2-3で惜しくも敗れた。これにより、日本は東京大会に続いてベスト8での敗退となった。
日本のファンからすれば、2セット連取してからの、逆転負けはなかなか受け入れられないものだった。3セットは是が非でも勝ちにいかないといけない気がした。そこが勝負の分かれ目のような気がした。
勝負の最終セットでそれもあとわずかな所でのサーブミスで、流れを渡したかに見えたので、多くのコメントで社会をにぎわした。
それはイタリアも同じようなミスをしている。サーブミスが相手のポイントになるルールだ。
確かに20点を超えたあたりでは、安全策で相手コートに必ず入れることを作戦にしているのかもしれない。しかし身長で劣る日本はともすれば、優しいサーブは命取りだ。あっという間に高速クイックや、余裕のオープン攻撃でやられてしまう。だから確率は下がってしまうが、アタックサーブを打って、攻めることが世界のスタンダードという事になる。
その他にも、ネットの前に落とすフローターサーブや、昔懐かしい大きなフライの天上サーブも、思いつく。
昔のバレーボールは、サーブ権を持っていないと得点が入らないというルールで、レシーブを頑張って繫ぐ日本人のプレーはが見ごたえがありました。なので日本潰しともいえるルール改正がされていった感じも受けます。スキージャンプのスキー板の長さもなんか違和感を覚えました。
その後、長らく日本バレー界は、長い不振の時を迎えます。特に男子バレーは不遇な時を耐えました。本当にきつかった。
近年、それが石川選手やをはじめとする海外でプレーをする選手が存在し、攻撃的なバレーを身に着け、世界と対等に戦えるところまで来た、その努力に敬意を表したいです。
確かに課題はありますが、勝負は時の運もありましょう。ワクワクを取り戻してくれた男子バレーはこれからも、日本のために、戦ってくれると信じて応援していきます。