秋田ノーザンハピネッツのキャプテン白濱選手は肩のケガから復帰したものの、今一つ本来の調子から程遠い状態だ。筋シーズンは新キャプテンになり、結婚もして責任感を人一倍背負うキャラなので、余計に考えてしまいそうで少し心配した。
キャプテンとしてのプレッシャーを程よく整えながらプレーに集中できた所での「ケガ」でしたので「えっいつの間に？」という感じでした。まあ、1週間程度で復帰出来ての名古屋戦だったのかな？
その時の実際のプレーでは、今一つ精彩がなく感じられた。これは恐らく本人も感じるところはあると思うしまだ試合勘がない状態なので「ディフェンスから」調子を取り戻していきたいと話していたようです。
そう、あの頑丈な白濱選手のディフェンスが、はまった時の安定感はぴか一であります。
それでも名古屋線を見る限りでは、まだまた道半ばでありました。これほど試合に出ていない期間が短くとも、取り戻すことが困難とは、思いもしなかった。まさかの味方へのパスミス、オフェンスの判断の遅さ、打てるタイミングでパスの選択。試合の解説者も心配そうに指摘していました。
ひょっとして体よりもメンタルなのではないのかな？と思ったりしました。結構、心と体は繋がっていていてそれぞれに影響し合っていますので、どちらかが一方調子が悪いと結果につながりません。
もしかしたら迷いながらプレーしていると、中々結果に結びつかないと思います。なのでここはひとつシンプルに走るころからキッカケを得たらいいのではないでしょうか？
ディフェンスも重要ですが、アーリーオフェンス、素早いオフェンスを仕掛けたらいいと思いますよ。相手のゾーンディフェンスでグルブルパスを回すのではなく、インサイドへ切り込んでフローターシュート。以前はよく決めていました。
またスチールからのドライブも決めていました。ダンクも出来るのですが確実にシュートします。あれだけの身体能力がある白濱選手です。ガッツあふれるシンプルなオフェンスを体現してほしいと思うのです。
ちょうど今、中山選手がケガで戦線離脱ですので、スチールを狙わない手はないでしょう。
もちろんミドルや、３ｐシュートも武器の一つではあります。白濱選手も得意であるのですが、今は決めきれていない状態です。もちろん、精度はこの先上がってくるでしょう。ハマれば保岡選手同様に、要所で決め手くれる選手ですから。
優しすぎるゆえに、色々背負いながらキャプテンの立場ではありますが、悩みを断ち切って、自信を持ってリングにアタックする白濱選手であってほしいです。
今ちょうど、困難から立ち直る必要な時期。もがいて苦しんだ期間は決して無駄にはならないと信じます。
ほんと、こんなものではない素晴らしい選手ですよ！
