天皇杯熊本戦お帰りアイバーソン選手は多田選手と抜群の存在感を示したのだが?

2021-22天皇杯10月30日秋田ノーザンハピネッツVS熊本ヴォルターズ3次ラウンド8回戦

秋田|23|24|21|22|=90
熊本|24|17|26|16|=83

ケンゾーHCコメント

試合を通して非常にしんどいゲームだったと思います。
チームとして我慢しながらやっていたのですが、ペイントを守れなかったというのとディフェンスのミスから後半3ポイントシュートを決められたりと自分たちが目指しているディフェンスをなかなか出せず、熊本さんが素晴らしいエナジーでペイントアタックしてきたので非常にいいチームだと痛感させられました。
秋田としては引き続き、精度を上げていけるようにまた明日チャレンジしたいと思います。
引用https://northern-happinets.com/news/detail/id=16278

秋田のアイバーソン選手が久しぶりにゲームに登場した。とりあえずはホッとした。しかし注目の試合の流れは最後まで疑問が残る試合だった。

秋田から確かに遠い佐賀まで行って、試合に臨むので準備する方は大変だ。しかも、けが人がいて万全でない状況は変わらない。
スタメンが、保岡、ワン、長谷川、多田選手と、どちらかといえば、サブのメンバーで試合に入った。

B2相手なので、様子見もあったろうが、サブのメンバーに期する意味も多くあったはずだ。

ワン選手はキレる動きをした。反省上がりのデイビス選手のシュートを何度もフォローし、ゴールに入れた。田口選手も2本の3Pシュートを決めれば、シュートブロックも飛び出した。それにしても後半3本放つも決め切れないところが、もう一つ乗っていけない状況なのか?今後に期待しよう。

アイバーソン選手がダンクシュートワンスローをもらうと、その後もリバウンドや、ゴール下の起点となりゲームを支配し、安定させた。アイバーソン選手からのデイビス選手のゴール下とかは、いとも簡単にサインプレーで決め切る。

秋田がずいぶん苦しめられてきたインサイドを、効果的に攻めれる戦術は、見ていてストレスがない。ディフェンスにも積極的で、終始動き、状況判断もいい。

多田選手は今日も5本の3Pシュートを決めた。彼のキャッチアンドシュートはキレを増してきた。3Pシュートと見せかけて、ゴール下で待つワン選手へパスとして、ゴールを演出。相手もすっかり騙された。

グリン選手は疲労からかいつものアグレッシブさはなかった。リバウンドやゴール下で踏ん張り、最後フリースローはきっちり決め90点に乗せたが3Pシュートはリングに嫌われた。

古川選手も今日は出番が少なく、それでも3Pシュートをきっちり決めるところはさすがだ。川嶋選手は出なかった。

熊本はエナジー全開で、外国籍のピート選手に内外からシュートを決められたし3Pシュートの精度も良かった。秋田が10点差をつけても、インサイドを攻め、ワンポゼッション差まで、何度も詰めてきたガッツはさすがだった。

秋田はターンオーバー18。本来のディフェンスがなく、簡単にペイントエリア内に侵入を許し、得点を奪われた。セットオフェンスも重くなり、24秒バイオレーションを犯したし、パスミスも多かった。

アイバーソン選手も後半は再び足を痛めたのか?出なかった。公式発表を待ちたい。せっかく今日出て切れ、きっちり仕事をしてくれた彼がもしも長期離脱なんてことになったら、、、なんて考えたくない。

たがが肉離れ、されど肉離れ、甘く見てはいけない。

明日は長崎ヴェルカとの対戦が組み込まれている。B1渋谷を破った実力は本物だ。長崎ヴェルカにはハビエル元秋田のハビエルカーター選手、前田健滋朗ヘッドコーチ、宇都宮のギブス選手がいる。

勝負には勝ってほしいが、ケガはしてほしくないし、複雑だ。