試合結果・速報
アウエー信州の2連戦を連勝した秋田ではあったのだが、一方ではその内容に疑問が残りもやもやした感じ。うーん残尿感がある感じなのだろうか?ハードなディフェンスを披露したかに見えても、3Pシュートを決められすぎる。ピック&ロールのディフェンスが今一つ。オフェンスも軸がはっきりしないで、手こずり、突き放せない。ズバリ物申しているのが中村氏である。
いかに、ボロっちかったのか!
なのでこの東京戦が実に見ものなんだと言い切っている。
2022-23 B1第8節11月30日秋田ノーザンハピネッツVS/アルバルク東京
秋田|27|17|17|22|=83
東京|20|19|16|14|=69
今日のゲームは秋田が終始リードを保ちながら、東京が追いかける展開となった。
序盤、秋田は攻撃のテンポを速くした。
サイズ選手がフロータを決めればキッド選手がフローターでやり返す。田中選手がゴール下に切り込めば、中山選手がレイアップ。古川選手のコーナー3Pで9-4と前に出るとザック選手から裏に抜けた古川選手のゴール下がこの日はうまくはまった。
東京も安藤選手の3P 、バランスキー選手の3Pと主導権を取りに来る得点もあるのだが、単発で秋田はスチールやミドルをコツコツ積み上げた。前半を44-39の5点リードで折り返した。
5点リードか?安全とはいいがたく、少しのミスやターンオーバーで2分もあればひっくり返る得点に不安がよぎった。
東京のコブス選手のランニングフローターが面白いように決まる。サイズ選手のスチールからのダンクで46-45に迫られる。しかし今日の秋田は、仕掛けが早かった。ザック選手のゴール下、田口選手の3P、と5-0のランに成功すると、ステップバックからの3Pを決めて突き放しにかかる。
伊藤選手がバランスキー選手からパスカットされ、ターンオーバーを犯したが、キッド選手が3Pシュートを決めて61-55と最終クォーターへ。
いきなり田口選手からザック選手へのパスが通りエンドワン!秋田のエナジーは途切れなかった。このプレーでスイッチが入り、ザックはこの日リバウンドが鬼のようだった。何度も何度も秋田の2次、3次攻撃につなげた。バランスキー選手、ロシター選手にも負けなかった。
いよいよザック選手が試合にアジャストしてきた感がある!そしてキッド選手もミドル、レイアップと持ち味を出した。ロシター選手、サイズ選手の間をくぐり抜けたテクニックは素晴らしかった。カンター選手抜きでこの両外国籍選手のパフォーマンスには拍手を送りたい。
最後もこの日を象徴したザップからの裏へキラーパスが古川選手へ通り、83-67として一度も逆転を許さないゲーム運びを披露した。東京はアウトサイドシュートの精度に泣いた。
ハイライト動画
ケビンHC代行コメント
A東京さんと対戦する時はいつもタフな試合になりますが、幸運なことに昨季は2勝できていた中で今季は初対戦でした。
こうやって勝利を収めることができて、本当に嬉しいです。
自分たちは琉球さん、三遠さんと接戦の末に敗れてホームで4連敗して、悔しい思いをしていました。
今日の試合ではチームが成長して、アルバルクさんのような強いチームと競ることができました。
勝ち切るというのが自分たちの課題でしたが、こうやって接戦を勝ち切ることができてよかったと思います。
引用:https://northern-happinets.com/news/detail/id=17218
最後に
うーん三遠戦のホームでの競い負け、信州戦での競い勝ちを通してチームのアジャストが進み、東京戦で花開いたと感じました。秋田としてはカンター選手不在という状況は変わらないので、一度チームが崩れると一気に相手の流れになってしまう。そんなリスクをものの見事に吹き飛ばしてはくれた。
最近はケンゾーHCも練習に参加をし、アドバイスをしていると聞いたので、外から客観的に見た視点を胸に、相当指示を送っていることだろう。英語も堪能なので外国籍選手へしっかりと届いたと思う。
この強い秋田は本物なのか?
さあこれで週末のアウエー千葉との連戦もまた、重要な試合となった。しばらくの間勝てていないし、もうそろそろ、勝利の報告をしたいはずだ。この東京戦の勝利がチームの間違っていない方向性を示したのだし、選手は自信をもってプレーしてほしい、んでねー?