プレシーズンゲームでB2仙台に快勝も古川選手ぶぜん!全然ダメな理由と中村和雄氏の解説

秋田ノーザンハピネッツはプレシーズンマッチ2戦目は昨シーズンB22位の仙台と対戦した。前回の強豪富山との試合にも勝っているし、まさか取りこぼすことはないだろうと思っていた。

19-20 プレシーズンゲーム:秋田ノーザンハピネッツvs仙台89ERS試合結果

秋田|24|21|22|21|=88
仙台|22|7|18|20|=67

まあ、結果だけ見れば快勝にみえる。今の時期は色々とチームとして試したり出来る時期。決して手を緩めることはないのだが、手探りの状態も半分はある。それでも勝ち切ったのは結果オーライだ。

仙台の所属するB2はb1よりも少し早く開幕する。なので必死なのはむしろ仙台の方だとはおもうのですが、、、。

試合内容は攻めるディフェンスは十分機能した。明らかに昨年とはスケールアップしていると思う。「日本一厳しいディフェンスをする」との約束はこの先も十分期待され、見ごたえ十分のものとなるに違いない。

あと、課題はオフェンスかな?

まあ、昨シーズンとはこれも異なり、迷いのパス回しもなく、ボールも動いている。なので選手間の連携、連動が物足りない部分かと。

試合の途中、よく古川選手が声をかけ、コミュニケーションを積極的に取っている姿が目についた。いちいち、物を申す!そんな姿なのだ。

それは古川選手だけでなくキーナン選手も話していた。

オフェンスやリバウンドの流れで、やるべきことを確認しあって消し込んでいくかのようだった。この作業はゆくゆくは競った試合、苦しい試合展開でこそ、選手自身が流れを変え、打開する部分となっていくのだろう。そんな先見の目がたとえプレシーズンゲームとは言え、意識の高さをうかがえた。

昨年までは、選手間は流していたと思うし、タイムアウトでのヘッドコーチからのアドバイスを頼りとしていた気がする。

なので、ゲームの最中、リアルタイムでの意思疎通を図る選手は、なかなか手ごわそうだ。

まあ、ダメ出し等いろいろ飛び交うのかもしれないが、それを煩わしいと思い、かえって仲が悪くなることは避けてもらいたい。

ハピネッツプレシーズンを中村和雄が解説!

古川選手に聞いた!今後練習で修正する部分とは?

全部です!まだまだ出来上がっていない。良い流れの中で、何が良い得点なのか?何が良くないのか?そこをみんなが分かり始めるともっと気持ちよく出来るし、強くなれる。レベルアップできる伸びしろがある。

ケンゾーHCのコメント

一昨日行われたプレシーズンゲーム2019能代開催に続き、勝つことが出来て嬉しいです。
ただ、やはり課題もまだまだあるので修正して完成度を上げていきたいと思います。
今日の試合は日本人選手も外国籍選手もボールが入る前からきっちりプレッシャーをかけるようにと選手たちに伝えました。
それでも仙台さんがスカウティングをしてきていたので第1クォーターは思うように自分たちのバスケットが出来ませんでした。そういった意味ではアーリーカップ、そして開幕に向けてこれから仕上げていく中で仙台さんのお陰でいい経験ができてよかったと思います。
試合中は質の低いターンオーバーが多かったのでレベルの低いミスを減らしていきたいです。
激しくやるなかでリスクはあるけれどいかにミスを減らして簡単にシュートまでもっていかせないようにできるかというのが今後の課題です。
昨年の東北アーリ-カップでは優勝を逃したので相手がどこであれ、勝ちに行かないと、と思っています。
優勝する為にチーム一丸となって戦いますので引き続き応援をよろしくお願いします。

レギュラーシーズン前のゲームはまあ、力試しみたいなもの。過去ハピネッツでも、プレシーズンゲームではボロボロにされても有明に行った。逆にプレで良かったチームもどうなるのか分からない、比べられないかもしれないが日本代表のようになることもある。

まずは見つかった課題に謙虚に向き合って、怪我なくシーズンを迎えて欲しい。あとは保岡選手の復帰待ちです!

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