秋田ノーザンハピネッツが開幕からの理想は、誰もが願望する「開幕ダッシュ」でしょうか?本当にそう願いたいのだけれど、もしもの話、万が一の話だから許してほしい。それは成績不振による大失速した場合の措置について、緊急に現状を打開するため起爆剤、にカンフル剤が必要な時に、どんな手を打っていくのか?という現実的な話です。
おそらくは、ハピネッツのフロントスタッフも、60試合のシーズンをにらみ、ありとあらゆる想定をして、対策を練っているはすです。シーズンの残り半分の試合のころ、勝率的にチャンピオンシップを狙える位置にいればいいのですが、まさか、B2降格の危機にあるときは大きな決断を下すかもしれません。チームの連携不足はある程度試合をこなしながら、深めていくものですので、シーズン前の不安はある程度は解消できると願いたいです。ただ今はB1の環境ですので、一筋縄では行かないのが現実です。
期限付き移籍で選手を補強する
これはより現実的な方法です。ハピネッツの選手が、試合や練習でケガをしたときのことを、考えていかないといけないです。そのケガの程度にもよります。B2時代ですがシーズンの前半、コールビー選手が試合中に足首をねんざして1か月試合に出れない状態がありました。
その時は残った、二人の外国人選手ナイジェル・スパイクス選手とトアーリン・フィッツパトリック選手が踏ん張りました。
シーズンの後半では、高畠佳介が負傷し、佐藤浩貴選手がアキレス腱を断裂しましたし、徳永林太郎選手は左膝前十字靭帯断裂で負傷しました。
新しく2017年12月に船山裕士選手、保岡龍斗選手は特別指定選手で、2018年2月に大塚勇人選手は期限付き移籍で加入して活躍したのは記憶に新しいところですね。
以上のように選手のケガによる長期離脱にそなえる戦力を落とさないようにするのも大事ですし、新しい風を入れてテコ入れを図るのも必要です。
カンフル剤!まさしくこれが奥の手!本丸ですぜ!
緊急に「第3の外国人選手を獲得する」ということではないでしょうか?新加入のニカ・ウィリアムス選手は日本人帰化申請中であるわけです。シーズンの途中で認可されればもう一人、新外国人選手を獲得し、登録できるはずです。この観点は重要です。ケガをしたり、反則で次の試合が出られなくなった時にも有効です。おそらくはすでにどの外国人選手を獲得するのか、現時点で動いていると思いますよ。
B2時代にもありました。トアーリン・フィッツパトリック選手を解雇してクリス・カヨール選手を新加入しました。この時の決断は凄かったです。やはり、ペップHCと縁があり、ディフェンスの出来る外国人の出現であります。プレーオフを見据えて、競った試合でも勝ち切りたいとする交代劇でした。この時もフロント、コーチで激論を交わしたようであります。
外国人選手に対しては本当に厳しい環境なのですね。それだけ彼らに求められるのは「シビア」なものなのです。なにしろ、「助っ人」ですので。それはプロ野球でもJリーグでも同じでしょう。
うーんでもクリス・カヨール選手の復帰はどうなのかな?彼はあの身長でディフェンスが出来ます。これは相手にはいやだろうと思います。外角シュート3Pも得意です。物足りないとしたら「アグレッシブさ」だろうと思います。これは贅沢な悩みでしょうか?リバウンドをもぎ取る強さ、インサイドを駆け抜けるパワーがあったらいいなーと昨年思ってみていました。いかんせんフリースローの確率が低くてね。
現実的にはペップHCの求めるディフェンスができて、なおかつアグレッシブなプレーで局面を打開できる選手!こうなったらNBA選手だな!うーん意外と韓国選手もありかも!先のプレシーズンマッチで決して侮れませんと確信しましたので。本当に激しく且つ、シュート精度も高かった。
最後に
まあけど、いろんなことを想定して、60試合を見ていかないといけません。10月スタートで大体12月から新年1月中に動きがありますね。オールスター戦以降かな?そのころハピネッツから誰がオールスターに選ばれるか?楽しみです。昨年は中山拓哉選手と田口成浩選手でした。
開幕前で色々、妄想、想像したりしていますが、少しネガティブな記事になって申し訳ありません。でも秋田県民にしてみると今後の60試合はすべて生活に密着しているのです。それゆえ、夢とロマンをハピネッツに託せる県民は本当に幸せ者なのです。だからB1でのいい結果を胸に、応援し続けます!