4シーズン秋田を支えた佐賀出身の白濱主将が秋田を去ることになってしまった。移籍先は島根。まあ、ルールに則った形での移籍はある意味白濱選手らしい感じがする。
まず自由交渉リストに載る原因は、条件提示に納得しない。チームの構想にマッチしない。選手の意思が定まらない。いろいろあろうかと思います。
①所属元クラブによる当該選手への契約更新の意思がない場合
②所属元クラブと当該選手との契約交渉が決裂し、契約更新がなされないことが確定した場合
③所属元クラブと当該選手との現行契約の契約期間が満了した場合
(2)いかなるクラブも、所属元クラブへの通知なくして、自由交渉選手リストに掲載された選手と契約交渉および契約締結できるものとする。引用:https://northern-happinets.com/news/detail/id=15166
それゆえ、本人の意思があるので、秋田を去る決断には多少驚いた。
白濱選手はもともと身体能力に長けていて、頑丈な選手。控えめながらダンクもできるしビジュアルもいい。さわやかなイケメン番長。
彼がチームに合流するとプレッシャーディフェンスのギアが一段上がる。
集中したディフェンスがハマったときにはえげつない活躍をしてきた。相手を自由にさせない張り付いたディフェンスは、その我慢を強いる。さぞかしイライラしただろう。
かとおもえば、相手ディフェンスをかわしてインサイドを切り込みレイアップ。感情を出さず、してやったりの涼しい顔。
またここぞという時の連続3Pシュートで、B1昇格のかかった熊本との試合。劣勢から逆転の火ぶたを切る3pシュートは忘れられない。
今シーズンは主将を務め、さぞかし責任感を感じながらプレーをしていたことだろう。ある意味秋田ではやり切った感があるのかもしれない。頑丈な彼は肩を痛めるアクシデントもあった。
円熟の28歳。移籍先の島根ではどんなプレーを見せてくれるのだろう。西地区とはリーグでは早々に試合が組まれることが多い。できればホームでガチンコ勝負にブースターは感極まるに違いない。
そして暖かい歓声にしばし包まれるだろう。ありがとう白濱選手。あなたが最後に語った秋田愛は永遠に語り継がれるだろう。
コロナウィルスの影響で、ファンの皆さんと交流する機会が少なくなってしまい、なかなか面と向かって感謝を伝えることができなかったですが、感情の浮き沈みが激しい僕に、いつも元気と、また頑張ろうという気持ちをくれたのは、間違いなく皆さんでした。言葉では表せないほど感謝しています。本当にありがとうございました。
最後に、前のチームではなかなかプレータイムが獲得できず、勝っても素直に喜べていない自分がいましたが、このクラブに入って、試合に出させていただき、チームの勝ち負けに少なからず関わることができたこと、また、それをチームメイト、応援してくれる皆さんと一緒に喜んだり、落ち込んだりできたことが、僕は何よりも嬉しかったです。
ディフェンスにしても、ルーズボールにしても、どんなに泥臭いプレイにしても、ひとつひとつのプレイに大声援をくれる皆さんの前でプレーできて、改めてバスケットボールの楽しさを実感できました。この気持ちは、次のチームへ行っても、この先のバスケット人生においても、とても貴重な原点です。
秋田に来て良かったと心から思います。4年間本当にお世話になりました!!
引用:https://northern-happinets.com/news/detail/id=15175