2020-21シーズン ハピネッツ開幕戦は信州ブレイブウォリアーズ。40勝7敗の成績で2年連続2回目のB2中地区優勝を果たし昇格を決めた。B1初参戦にはなるが、勝利を虎視眈々と狙っているはず。
秋田もB2から昇格したシーズンは本当に苦しんだし、B1で勝つことの難しさを知っている。なので秋田に1日の長があるとは思いたいが、気負いがあるようだと一気に流れを持っていかれるのがバスケットの怖さ。
勝負は戦ってみないとわからない。まさかと思うが舐めてかかると痛い目に合う。
終始全力で戦って、その結果には責任がある。圧倒的に勝てるのか?が使命。
秋田は外国籍選手は3人で帰化選手は不在。ウイリアムニカ選手は島根へ移籍した。新しい外国籍選手のパフォーマンスは未知数だし。キーナン選手みたいに得点を計算できる選手、オフェンス力に長けた選手がいない分日本人選手の活躍が大きく左右する。
秋田の強みは日本人チームメイトが変わらないということ。気心が知れた仲間で、戦術の進化が大いに期待できる。チームで戦うが、個も大事。
ディフェンスのチームなので、ファーストブレイクの連発が欲しい。ここは中山拓哉選手が当然狙うし、どんどん外国籍選手を走らせダンクを決めてもらいたい。
また秋田は3Pシューターが意外と多い。昨シーズンでは中山拓哉選手が開眼した。彼はドライブやインサイドしかないと思っていると、やられてしまうだろう。細谷選手、保岡選手、古川選手に加え、若い多田選手も安定感がある。
ハビエルカーター選手も侮れない。シーズン後半はオールラウンダーを示したし、東地区強豪に勝った試合はキーナン選手ではなく、カーター選手が先発だったからだ。
ボールを持ちすぎることなく、周りを見て、ここぞという時はインサイド勝負もあるし、リバウンド回収してくれる。
なのでシーズン開幕前の各チームの補強のニュースばかりに気を取られてしまいがちだが、大事なのはチームのバランス、仕上げなのでは?と思う。
歯車が合わない時の試合は本当に点が入らなかったり、じりじりしましたし、秋田は経験済で在ります。なので打開力が問われるシーズンであります。
J3の秋田ブラウブリッツは開幕8連勝を飾りました。これなども偶然ではありませんし、それなりの準備をしてきた証拠でありましょう。
ハピネッツもいい刺激をもらっていると思いますし、その上を狙ってほしいと思います。今年はコロナ禍で、アーリーカップはありません。
シーズン前に試運転をする機会は少ないと思いますが、10月3日4日からは目が離せなくなるでしょうし、ピンクのブースターの質を相手に見せつけてやりましょう!!!