秋田にしてみれば、コロナで名古屋との試合が消滅してからのアウエー渋谷戦で、モチベーション維持が難しい戦いになるとは思ってもみなかったのだろうか?逆に休養、練習に意思疎通がとれて、アウエーに乗り込んできただろうか?いずれにしろ、勝利することが重要な意味を含んだ試合だった。

試合結果

2021-22 B1第29節4月6日秋田ノーザンハピネッツVSサンロッカーズ渋谷

秋田|7|14|23|11|=55
渋谷|23|11|17|13|=64

昨日の夜は飲み会で用事かあり、9時過ぎに帰宅。見逃し動画を見ようと思い、バスケットライヴをつけたが、試合終了でハイライトを見た。得点の様子はなく、解説者の言葉では秋田は渋谷に、結構な得点をつけられたのが伝わってきた。

拮抗した試合になっていると思ったが、そうではなかった。秋田はグリン選手や古川選手の長距離砲が不調で、それがチーム全体に及んでしまった。いや、渋谷の気迫が素晴らしいということに尽きると思う。

渋谷のプレッシャーディフェンスの意地!メンタルは素晴らしかった。その一言に尽きるだろう。エナジー全開のお手本を示した。

そしてそれは1クオーターがすべてだった。

いつも見慣れたプレッシャーディフェンスだし、秋田も十分に経験があるので慌てるわ訳などないチーム。しかしhomeアドバンテージを生かした渋谷のそれは、素晴らしかった。

積極的にリングアタックをみせたベンドラメ選手はオフェンスを引っ張った。ペイントエリアに何度も侵入をし、キックアウトをしては関野選手のワイドオープンを演出した。秋田も普段通りのオフェンスでグリン選手の3Pシュート、ジャンパーを繰り出すが、リングに嫌われた。

さらに、今日の渋谷はシュートが落ちない!秋田は、ならばインサイドに活路を見出しアイバーソン選手がゴール下エンドワンで5-12。ここからのはずが秋田はパスが須永らず、ターンオーバー。石井選手、マカドゥ選手の連続のあわせでタイムアウト。

渋谷は残り5分で18点も取った。秋田はグリン選手、古川選手の3Pシュート、ジャンパーも来ない。

渋谷のエナジーは秋田のオフェンスをも狂わせた。23点差をつけた渋谷はその後、拮抗した展開になるが、1クオーターの貯金でロースコア試合をものにした。

秋田も40-36の4点差まで猛追したのだが、、、。報われなかった。いつもなら長距離砲で一気に逆転も期待されたが、、グリン選手は不発に終わった。

ハイライト動画

ケンゾーHCコメント

非常に悔しい敗戦となりました。シーズン終盤の非常に大事な一戦という位置づけの中で、特に前半、チームをいい状態に持っていけなかった自分の力のなさ、SR渋谷さんの気迫のこもったプレー、ここに大きな差を感じました。
自分たちはチャンピオンシップ圏内にいますが、一番苦しい場所にいると思っています。カードも厳しいですし、その中で自分たちが成長しないとそこには行けないと思っていますが、今日は非常に他人任せなバスケットをしてしまいました。ディフェンスが機能した部分もありましたが、そこからトランジションを生かすこともできず、もったいないシチュエーションが多かったというのは反省するところです。
次戦に向けて立ち止まる暇もないですし、どうここから終盤戦っていけるかをもう一度チームと再確認しながら、勝てるように準備したいと思います。

最後に

悔しい、実に悔しい試合だった。しかしこれがバスケット。秋田は休養は十分だった。渋谷は北海道の2連戦後で体力的には秋田に分があったろう。しかし渋谷の「一発かましてやろう」の意気込みに、序盤飲まれすぎた。もう一度やれといわれてもっできないほどの集中力だった。

まだCSをあきらめていない強い気持ちの表れが、1クオーターの神がかり的な、エナジーを作らされたのならば、秋田だって出来ないはずないのだ。

それが週末に戦う川崎戦だ。その先も強豪との闘いは続く。

ここでずるずると負けて後退していくのか?開き直って勝利を手繰り寄せるのか?大きな分岐点になる。

思えば秋田はB2降格、B1昇格して、確実に成長してきた。それは成績を見れば一目だ。今回初めてのチャンピオンシップ出場を狙える位置にあるし、もう一段のステップアップを渋谷が教えてくれた。

この経験を生かすのか?殺すか?選手の奮起を期待するしかない。秋田のまさに今歴史を作っているのだ。見届けたい。