ホーム強敵琉球戦こそ試金石!フルメンバーの秋田の進化は本物だったのか?

いよいよホーム開催で琉球戦を迎え撃つ!秋田はアウエーで開幕4連勝!そして今日からアレックスデイビス選手も加わり、チーム一丸となり真価も問われる。なぜならば外国籍選手を含めた13選手が昨シーズンからの残留組だからだ。当然のごとくケンゾーHCと選手との意思疎通は十分にできている。

昨シーズンは元秋田の小野寺選手が躍動し、敗戦したのを思いだす。しかし琉球もドウェイン・エバンス選手、キム・ティリ選手といった新しい外国籍選手が加わり、既存のジャック・クーリー選手と共に侮れない存在だ。

2020-21 B1第3節11月17日秋田ノーザンハピネッツVS琉球ゴールデンキングス試合結果

秋田|16|13|13|11|=53
琉球|21|18|20|15|=74

アレックスデイビス選手衝撃のデビューなるか?

アレックスデイビス選手は記者会見で、アグレッシブに守れ、走れ、攻め、3pシュートもあるオールラウンダーと言っていた。他のチームもなんかすごそうな外国籍選手の入団を聞くと、大事なのはチームにアジャストし、エナジーを与えてくれる存在だ。例でいえば信州のジョシュ・ホーキンソン選手が記憶に新しいだろう。
アレックスデイビス選手は秋田の最後のピースとしてどんなパフォーマンスを披露するのだろうか?

序盤秋田の出だしは良かった。コールビー選手のドライブゴール下、大浦選手のドライブ、中山選手、長谷川選手の3pシュート。
アレックスデイビス選手も、いきなりディフェンスの圧を強める足の運びは素晴らしい。

共に激しいディフェンスをバチバチやりあっている。元秋田の小野寺選手はファール4、カーター選手もファール4。少し気負いすぎている。その中を、琉球の岸本、並里選手が抜け出して要所で外角シュートを決める。

コールビー選手のブロックも2つ、リバウンドも踏ん張っている。しかし、大黒柱のクーリー選手がインサイドでゴールを決めだす。

逆に秋田は単発で速攻が出るも、ペイントエリア内でのシュートが決まらず、重い時間が流れる。琉球もディフェンスが強く、秋田のシュートの精度が悪い。

10点差、オフェンスの改善できるか?

後半も悪い流れが続く。

シューターは固く、呪縛にあっているようだ。こうもリングに嫌われるものなのか?イージーなシュートが入らない。飲み込まれてしまったかのように見えた。

琉球のディフェンスのみがきわだってよかったとは思えない。秋田も何度もターンオーバーを誘ったディフェンスがあった。

秋田は最後まで何かにとりつかれてしまった感がある。盛り返そうにも「自信喪失」しているのだ。リズムを変える3pシュートが欲しいのだが、打っても決まりそうにない空気はどうしてなのだろう?

ホーム開催で、逆に歯車が狂った?

新加入のデイビス選手が初ダンクを決めたものの、まだ連携の余地がある。それにしても他のシューターも単発しか決めれないもどかしさは消えなかった。

琉球の新外国人選手のエバンス選手の力は目を見張るものがあった。新しい脅威に見えた。総合的に秋田のやりたい試合を琉球はやり切った。中に切り込み、ワイドオープン3Pシュートを小野寺選手も決めた。秋田は苦労してフリーを探すも、決めれない。

ここまで得点が取れない現実、悔しい試合を明日のゲーム2ではたして修正できるだろうか?

まさか楽勝で5連勝など、これっぽっちも描いてはいなかったが、ゲームプランがひとたび崩れると、こんなにも悪い連鎖で、断ち切れなくなるのも、バスケットの怖さ。

秋田のいい時間帯がほとんどなく、会場の2階席では席を立ち、帰る人も、、、、

選手の試合後のコメント

ケンゾーHC:「ディフェンスのミスから失点が始まり、オフェンスでの思い切りの良さもなくなりました」
中山キャプテン:「オフェンスでシュートは入らなかったけど、僕たちはディフェンスのチーム。今日は相手にやりたいことをさせたのでディフェンスで負けました」「シュートが入らない時でも、崩したらいけないのがディフェンスです。今日はオフェンスで悪かったところをそのままディフェンスまで引っ張ってしまいました。オフェンスが悪いからこそ、ディフェンスをもっとやらないといけませんでした」
※40分間のすべてが悪かったわけではない。ファストブレイクポイントでは15-8と秋田が上回り、自分たちのディフェンスができている時は得意な展開に持っていくことができた。しかし、その時間帯を保つことができなかった。
引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/91acac7a1ae57ca0a6cfe165b35eb3224f19f266

さすが西地区1位の琉球である。昨季は1勝1敗の5分にしても、秋田が4連勝した相手の京都のゲーム2、信州のゲーム2で見せた気迫は示せたが、同じように秋田も見せることができるだろうか?

しかしこれを乗る超えるだけのメンタルがないと、日本一への道は厳しすぎる。せめて1勝1敗にもっていけるだけの、もう一度良いオフェンスの流れを取り戻してほしい。

思い切りよく3pシュートを放ってほしい!入らなくても打ち続けてほしい!んでねー!

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