吉田輝星に学べ!ソフトバンクに真っ向勝負で確かな成長と飛翔の予感!

まだ二十歳前の吉田輝星投手が、パリーグ1位のソフトバンク戦に先発、勝ち投手にはならなかったが、粘りの投球を見せた。9月27日のオリックス戦でまさかの2回持たないで4失点での経験を2軍で修正。

結果を出しての1軍復帰での登板だった。

フォームのわずかな修正、軸足への微妙な体重移動。これが吉田投手の本来のストレートを呼び起こした。糸を引くようなストレートの軌道。打者の手元で伸びる威力。

久しぶりの投球内容に、目を細めた。

確かに味方のエラーや、不運なカウントによるタイムリーを浴びたが、吉田投手は動じることなく、どこか楽しんでいるかのようだった。

日本ハム吉田輝の投球には、確実な成長の跡が感じられた。ストレートの力強さが最大の特徴だが、初回の柳田の初球には150キロも計測。4回の松田宣の3球三振は、狙いにいって奪えたものだ。指にかかった真っすぐはプロでやっていけることを十分証明していたし、しっかりと打者と勝負できていたことが、何よりもよかった。

投球パターンにも先発としてのセンスを感じた。4回、先頭の長谷川に対しては、外角からのスライダーで簡単にストライクを先行させた。打たれるのを嫌がる投手はコースを狙って四球を出したり、甘く入って痛打されてしまうものだが、アバウトに初球からストライクを取れるのは才能の1つだ。

フォークで2打席連続三振を奪っていたグラシアルに、5回に中前適時打を許したが、これは清水のサインに首を振って直球を選択した結果。「オレの速球で勝負する」という気持ちの強さを感じたし、今は打たれいく中で成長の材料を探していく段階。3失点した次の6回を「0」に抑えたことも含め、評価できる内容だった。(日刊スポーツ評論家、侍ジャパン投手コーチ)
引用:https://www.nikkansports.com/baseball/column/analyst/news/202010220001130.html

ハピネッツも現在苦しい中にあって、何かを模索しているのかもしれないが、今の選手でもう一度原点に帰り、チームを信じて真摯に準備をしなければいけない。

チームディフェンス重視、それが中心ならば、大敗してもぶれてはいけないし、何が足りないのか?大いに議論するのもいいと思う。他からかなり研究されてはいる状況だし、流動的に考えてほしい気もする。

ただし、どんな時でも強い戦う姿勢をなくさないでほしい。失敗してうなだれる暇はない。声を出して鼓舞してほしい。今がハピネッツの正念場!ファンは決して諦めていないのだから。

吉田投手は悔しい結果の際、監督に聞かれても決して「しんどい」とは言わなかったそうです。未来へ向けて反省、教訓、準備をするのみ!


→吉田輝星ストレートが1軍で通じない!消えた躍動感!どうして?