昨日は悔しい悔しい、負け方からの2戦目。秋田のゲーム内容が改めて問われる試合になってくる。下位のチームに連敗は回避したいし、けが人がいない状態なので、アグレッシブなディフェンスの圧を高めてほしい。
2020-21 B1第14節12月20日秋田ノーザンハピネッツVS横浜ビー・コルセアーズゲーム2
秋田|21|13|24|19|=74
横浜|17|21|19|12|=69
昨日は若干ソフトな立ち上がりで、横浜に走られた感があったが、序盤からディフェンスの圧を強めていい感じではある。昨日の課題だったオフェンスも積極的にインサイドを攻めてはいる。
大浦選手がインサイドにアタックし、連続でデイビス選手はペイントエリアからのシュートを決めた。横浜もベクトン選手を中心にゴール下を攻めてくる。突き放せそうで突き放せないが、元気いっぱいの中山選手のドライブ、細谷選手がロングレンジ3Pシュートを決めた。
しかしメンバーチェンジで、秋田はリズムが良くなったり悪くなったり、ちぐはぐな時間が続く。
伊藤選手がコーナー3pシュートを決めれば、リバウンド回収からの、パスフェイクを入れてのレイアップ!とてもおしゃれなプレイを見せて魅了した。
連続で保岡選手もファストブレイクでドライブを決めた。
横浜はタイムアウト後、それまで苦しい時のロバートカーター頼みがったが、パスが回りだしてフリーを作りじわじわと詰め寄ってきた。
秋田は逆にカーター選手のシュートが入らず、アキ・チェンバースの3Pシュートで逆転を許した。前半秋田のコールビー選手、カーター選手の得点がないのは痛い。
後半、そのカーター選手が目覚めた!大事なところで、3pシュートを3本決めた!日本目のシュートで51-50の逆転すると8秒バイブレーションを誘発、中山選手はフェイスガードを外して3pシュートを決めた。流れは秋田にきた。
勝負の4クオーター、古川選手の冷静な仕事ぶりを発揮する。ファールをもらう技ありジャンプショット。横浜はいきなりファールを連発チームファール5に陥った。
ならばここはインサイドに切り込みファールをもらう作戦も広がる。しかしイージーなゴール下のシュートが決まらずじりじりするも、横浜のカーター選手のゴール下が決まり64-63の1点差で秋田はたまらず、タイムアウト!
ここで大浦選手、中山選手を投入。古川選手のトップの位置から、カーター選手のコーナー3pシュートが決まりオフィシャルタイムアウト!カーター選手は後半で13点積み上げた。
ここで横浜のベクトン選手も4ファールでゴール下の激しい仕事ができなくなった。同じくカーター選手は3pシュートがエアボール。明らかにガス欠状態。
外国籍選手が一人で20点以上のパフォーマンスは、、賛否があるけどそれなりの代償はあるのだ。試合終了後ベンチで肩で息をして、動けなかった。
秋田はここで確実にゲームをクローズにかかる。古川選手がダメ押しのミドル。ディフェンスでも相手の3pシュートを完全に抑えた。残り22秒で8点差で試合終了。
秋田は結果論ですが昨日もこうしたクロージングをしていれば2連勝だった。本当に選手のパフォーマンスが安定していたら、秋田は強いと思う。
秋田を60点台に抑えられるかがその目安になっているような気がするが、選手がいつも100%な状態というのは、前人未到なことなのだろう。
ただオフェンスマシーンに頼るだけのバスケよりも、全員バスケでの攻守こそ、見ていて面白い。まだまだ秋田の進化は続く。