今度はベイカー選手からのアリウープパスにクロケット選手が答えたシーンは何度も見たい!


第99回天皇杯 2次ラウンド 秋田会場では秋田と滋賀の対戦になった。シーズン開幕前の試合ではあるものの、勝負にこだわった内容を期待している。チーム内の連携や戦術の理解に予断を許さない状況だ。

天皇杯バスケ試合結果・速報

2023年10月2日秋田ノーザンハピネッツVS滋賀レイクスターズ

秋田|14|27|22|21|=84
滋賀|25|11|20|15|=71

前半長谷川選手のボールコントロールから始まった。滋賀のシュートタッチが良くミドルが決まった。加えてインサイドアタックからの得点もある。秋田はターンオーバーやディフェンスで苦しみ、頼みの3Pの精度が悪く、滋賀に10点のリードを許した。

加えてベイカー選手は2ファール、秋田のゲームプランが乱れた。

2クォータで秋田はパス回しを早くした。ゴール下ではクロケット選手からベイカー選手へパスを通しゴール下でファールをもらった。また保岡選手からベイカー選手への合わせでゴールを奪った。これらは練習しているパターンだろう。

バーレル選手に秋田はWチームを仕掛け、パスカットするとベイカー選手はクロケット選手へアリウープパス、ゴールを決めた。流れるプレーは実に華麗だ。これをもっと見たいと思った。

俄然、秋田の流れで長谷川選手のアタック、ベイカー選手のレイアップ、ダブルクラッチシュートを決めて29-27と逆転に成功した。

後半滋賀はバーレル選手を中心にインサイドを攻めてきた。元北海道のモータム選手もインサイドやフローターで得点を詰めてきた。

しかし勝負所で田口選手が連続で3Pやモータム選手の頭上からレイアップシュートを決めて突き放した。

ただミドルレンジのシュート精度が秋田は悪かったがファールでもらったフリースローは高確率で決めた。ザック選手のリバウンドで何度も2次攻撃ができたし、ボールに対する執着心は見えた。

明日は河村選手のいる横浜と対戦する。もしかしたら、、、。

ハイライト動画

田口選手のコメント

出だしが少しバタバタしてしまいましたが、2Qのプレスから流れを持ってこられたので、あとはゾーン対策をしっかりできれば大丈夫かと思います。
トーナメントなのでまずは勝ち切れて良かったです。
明日は横浜BCさんと対戦する中で、もちろん僕も代表の試合を観て感動をもらいましたし、その中でも河村選手のパフォーマンスは凄かったです。
でも明日は対戦相手ですし、ましてや僕らはホームです。
河村選手が1人でやるわけじゃないですし、僕らもどうにか止めて流れを掴みたいです。
チャレンジャーとしてしっかり勝ち切ってホームを守りたいと思います。
引用:https://northern-happinets.com/news/detail/id=17886

最後に

クロケット選手のパフォーマンスも徐々に上がっているような気がする。確かに期待値からもっとできそうではある。しかしディフェンスもいいところがあるし、ターンオーバーのミスには厳しい視線が向きますが、それでもフリースローは外していないし。もっとアジャストできると信じたい。
秋田ファンは厳しい。プレシーズンではあるものの、そのプレーが「一事が万事」という判断を下してしまう。クロケット選手の俊敏性は昨シーズンのカンター選手にはなかった部分。その意味においてこの先十分に期待できると思っている。