秋田は名古屋ダイヤモンドドルフィンズのゲーム2で最後守り切れずに敗戦を喫した。この時期において選手の覚悟やパフォーマンスに疑問を呈したケンゾーHCが心境を吐露した。

選手はCSへ行く気があるのか?

前半、今村選手と斎藤選手のところで、やられた部分と、あとフリースロー18本打たれてたっていう部分で、今日そもそものゲームプランで、この2人だよっていう話と僕たちが負ける時は、もうファールていうシチュエーションなので、またここ前半は仕方ないとして、後半の入り、もう本当に無責任選手が多すぎる。ミスに引っ張られて切り替えもできず、非常に未熟!

よくわからない非常に悔しい情けない後半。この試合の位置付けとして、CSのワイルドカードで競ってる対戦相手の中で、どれだけ大事なゲームかっていう話をした上でこういうパフォーマンスになってしまう。そういうパフォーマンスにしかできなかった自分の責任として、試合を落とせるのは情けないです。

チームの共通認識も何も、多分会場にいた人全員が分かってると思うんすよ。分かったっしょ?あの人来てるなって、誰でも素人でも分かる、ゲーム展開で、いや3P入ってますよ!3P消そうね!でやられる。ましては後半ミスをした後、ベラベラ喋って、今村選手が3Pワイドオープンで打つなんてもうプロじゃないんで、、、。

まあもう本当に精神的に、未熟!まあ情けないすね。本当いや僕が全部悪いすね。そこで全部徹底させれない。どういう日本語で喋っていのか?英語で喋ったのか?何語で喋っていいか、わかんないですけど、彼らに気持ちがあるのかわかんないです。

けど何人かの選手は本当に無責任!同じ熱量じゃないと思うんすよ。この試合にかけてないと思うから、それがすごく悔しいすね。ただ一生懸命やってます!みたいなレベルが、低いですね。選手たちは、休まないといけない部分もありますし、その中で僕たちが、徹底しきれない部分、こういう試合を取れない未熟さ!それは僕の力不足も。

なんかもうちょっと、自分自身も含めて、ちゃんと向かい合わないと勝てない。

本当にCS行こうっていう気持ちが見えないようなミス。そういう、いける質ではないっていうエラーが多いので、いい部分もあった中で、もう悪い時っていうのはもう典型的に決まってる中で、それが修正しきれないのは、個人の本当になんか弱い部分というか、そこをどうやって消すのか?

またこの時って代表で3人抜けるので、なかなかチームでも練習ができないんですけど、できることをしっかり反省して、残り1戦1戦大切に戦っていけるか?っていうもう本当1個1個にかけて欲しいんですよね!もう本当勝負したいのに、そういう風に持っていけなかった、自分の力のなさも悔しいです。

秋田が、僕10年目ですけど2年目でB1初年度、負けてB2に落ちて上がってきて、初年度18勝ですよ。でペップがやって17勝。僕たちが今18勝。2シーズン前にCS行ってどうやって上積みしていくのか?

今シーズンロスターちょっと変わりましたけど、全然勝てる試合がたくさんある中、勝ち取れないのは、歯がゆさと未熟さをすごく感じますし、今日これだけたくさんの人が見に来てる中で、自分たちが勝ちを届けれなかった。

しかも本当にしょうもないミスというか。それが本当に悔しいすね!
引用:https://www.youtube.com/watch?v=MmqNWtzNgMk&t=3s

今後は、来季はどうなる?

確かに最近の秋田はチームとしてディフェンスの機能は安定してきたと思っていた。十分上位チームとも競うし、秋田のゲーム展開に持っていく術も備わっていると思う。しかしそれが、出入りが激しく、チームのとして安定しない不思議さを感じてはいた。

どうやら、どいやらその根本は、選手の自覚が影響していたようなのだ。毎年チームは移籍選手がいてロスターが変化する。その上でチームの戦術を理解し、チームは熟成をしていくはずだ。しかし秋田の場合。積み上げてきた物が、選手が入れ替わることでいつも振出しか、マイナスからの出発に違和感があった。

たとえば、せっかく秋田が積み上げたディフェンスも然り。よい時と悪い時があり、とてもちぐはぐだ。何年経ったろう?

プロ選手なのに、どうして部活の新人選手みたいに、時間がかかるのだろう?「これが秋田らしさ、スタンダードだよね!」完勝したと思えば、あっさり下位チームに負けてしまうのだろう?

昨日の名古屋の今村、斎藤はチームが困難な時、強い覚悟と、プレーでけん引した。セルフィッシュな行動ではなく、それこそ凡事徹底なのだ。だからバスケの神様は微笑んだ。秋田にはまず、それが欠けている。MVPを取ったかに思えば次回、埋もれてしまう。チームで戦う以前に個人の強い覚悟と責任が、見えてこないのだ。これでは何時までたっても強豪にはなれないし、永遠に名ばかりのチャレンジャーで終えるだろう。

無責任はやはりチーム編成がいびつだから?

秋田はいわゆる点取り屋のスコアラーや、リバウンドの番人、大型のセンターを持たず、守って走れる選手を選んでいる。まずはディフェンスに特化している。チーム全員で守り、全員で攻撃する。だから全員が同じ気持ち、方向を見ないと、戦えない。

ならばいっそのこと、スコアラー的な絶対エース、そして走れなくとも大型のセンターをいれたらどうだろうか?そうすれば、チームとして役割が明確化し、自然と責任と自覚も芽生えよう。タイムアウトでの指示も出しやすく、まとまりやすい。

バイウィーク明けの選手は断固たる決意が試される

バイウィーク中はメコウル、ガディアガはその国の代表としてチームを離れる。赤穂も確か日本代表の直前合宿に行く。ケンゾーの試合後のメッセージは確認できたと思うが、選手は不信感を払しょくできるだろうか?

次節は三遠戦だ。中地区首位の三遠は秋田とは全然比較はできないが、大野HCも選手については要求しているし選手の大浦も反省していた。

秋田は敗戦ごとに、普段の練習やミーテイングで話しても伝わらなかった、日本語でも、英語でも。
今回の負けで、最後通告に聞こえた。
バイウィーク明けの三遠戦、、、。実に興味深いのだが。