ハピネッツ運命の三河戦ゲーム2!勝てた試合を捨てた!残り16秒の戦術はあれで良かったのか?


シーホース三河とアウエーで2連戦!ハピネッツは前節、サンロッカーズ渋谷戦で手痛い連敗を喫してから、練習する時間はあったと思います。ここで特にオフェンスの立て直しが喫緊の課題でした。日本人選手をもっと生かすべく連携不足の解消に取り組んできたと思います。特にこの連休の入りは史上最強の寒波がやってきて、北海道や北日本は凄い寒いです。でもそんな寒波の真っ只中でさえ、ハピネッツファンは普段通りに声援を送り続けるのです。

断ち切りたい!ハピネッツの負の連鎖とは?

ハピネッツは最近、ディフェンスが機能していても、オフェンスでミスをしてしまい、いい流れを継続できないでいる。大事な局面でシュートを打つ積極性が見られず、パスを回している間にボールを奪われてしまう、なんとももどかしい時間が多い。

ペップHCのアドバイス

⇒勝つ可能性のある試合で疲れやメンタルの弱さが出ている。うまくいっていない時ほど、どれだけ自分達を追い込めるかが大事。

谷口選手の決意

⇒勝ちたい気持ちは全員が持っているが、各選手がそれを表現できていない。コートに入る瞬間から戦う姿勢を出して、ペップHCのバスケをしっかり表現したい。

フィギュアスケート紀平梨花選手に学べ!

フィギュアスケートの4大陸選手権の女子の紀平梨花選手はショートではケガの影響から5位と出遅れたがフリーでは見事、逆転優勝を飾った。そのメンタルのすさまじさ!16歳の女の子ですよ!その裏付けるものは普段からのトレーニングであります。練習ではやれている!後は絶対に本番でミスなく演技する!強い気持ちをハピネッツに届けたいと思いました!

シーホース三河とは過去勝っています。チーム状況は違いますが、やるべきことは変わりません。

18-19 B1第24節2月10日ハピネッツvsシーホース三河ゲーム1試合結果

ハピネッツの外国人はコールビー兄弟が先発!どんな入り、連携を見せてくれるか楽しみです!
ハピネッツは激しいディフェンスが機能していました!久しぶりに粋のいい姿でした!今後の可能性は秘めていましたね!
ですが、三河は激しいディフェンスのスペースを見つけてゴールしていました。ハピネッツはオールコートのディフェンスゆえに、昔懐かしい、フリースローの精度が上がらずに苦戦をしいられました。ファールのコントロール、前半は出来ないで、コツコツと加点されました。
秋田のオフェンスですが、ペイントエリア内に中々侵入できず、同じような景色を見ていました!ボール回しにも決まり事があるのかもしれませんが、積極的な仕掛けが少なかったですね。
逆に今日の三河はペイントエリア内のディフェンスが厳しかったと思います。そしてオフェンスでも外角のシュートの精度は高くて、、、。やられた感がありました。
でもハピネッツはまだまだやれる感があります。日本人選手のカットインもありました。もう少し噛み合えば三河も慌てると思うのですか!!明日に期待ですね!
秋田|9|22|16|11|=58
三河|18|22|26|19|=85

ゲーム1のペップHCのコメント

まず、三河さんがこの試合に対して勝たなければならない気持ちを強く持って臨んでいることがわかる取り組み方でしたのでその勝利を称えたいと思います。
自分たちはそのように強い気持ちが見せられなかったと思うので非常に残念です。三河さんのようなチームに勝つために40分間ずっと集中してやらなければならないことがありますが、自分たちのプレーには波が出てしまい、フリースローだけみても明らかですが、精神的な部分の弱さが出てほとんど自滅してしまったと思っています。

18-19 B1第24節2月11日ハピネッツvsシーホース三河ゲーム2試合結果

今日は前半はお互い激しいディフェンスでロースコアの展開。昨日とは打って変わって気迫が凄い!特に小野寺選手の気合い!ハピネッツの課題のインサイドもキーナン選手が安定した入りを見せ、外のシュートも積極的に打っている。三河のここぞという所では金丸選手の3P,桜木選手のインサイドを決め、秋田の走りを許さないのは憎たらしいほどさすがだ。ファールをもらったら確実に決めるところも。後半はキーナン選手をどう使うか?三河は両外国人はファール3つ、インサイド内のファールをどうコントロールするのか?駆け引きは続く。
後半に入るとハピネッツの攻撃のリズムがよく、7点差リードをするも、金丸選手が3Pやインサイドで凌いで逆転。まして、フリースローを外さない!勝負の4クオーターで80-85からキーナンのフリースローとファール4の小野寺選手のレイアップシュート2本で同点!小野寺、下山が3Pで91-85ナイスな精神力!でも、最後の最後で狩俣選手のフリースロー1点の差で負けました!これがバスケットか!

残り16秒で中山拓哉選手が果敢にドライブで行ったのですが、そこには外国人が待ち構えていた。いわゆるミスマッチ!シュートが外れ、リバウンドを取られ、速攻で走られたのを長谷川暢選手が止めたのがファール。時間ぎりぎりでキーナン選手のインサイド勝負で挑んだ方が、ファールをもらえる確率で良かったような気がしました。まあ、結果論ですが、、、。
秋田|14|33|25|22|=94
三河|18|27|28|22|=95

ゲーム2のペップのコメント

お互いに気持ちの入った試合で観ている方には良い試合だったかもしれませんが、このような負け方をすることは不本意です。最後の残り16秒で同点のシチュエーションでは、自分たちはコート上に若い選手が多かったのはありますが、判断は良くなかったと思います。戦っている相手の三河さんにはベテランの上手な選手が多くいる中で、どういう判断が必要だったのか、その前の時間帯のシチュエーションも含めて、結果として勝てる試合を落としてしまったと思います。今日は良い試合ができた、というふうに簡単に考えることはできません。
「その前のタイムアウトで、個人ファウル4つの小野寺にはファウルをしないディフェンスをするよう指示したが、プレッシャーを掛けにいき退場してしまう。コールビーもファウルアウトになっては勝つのは難しい。シュートで終わる必要はなく延長に入ってもいいのに、中山が強引に仕掛け、長谷川は簡単にファウルした。最後にしても3.7秒あればボールを前に運べるのに、ハーフラインの手前から打ってしまった」

三河の鈴木ヘッドコーチのコメント

「相手はカリカリして、大事なところでファウルをした。最後の大事なところで向こうは冷静になれなかった。秋田は非常にハードに戦う、素晴らしいチームでした。ですが我々はベテランが多く、冷静に粘り強くやるチームです」

最後に

秋田の激しいディフェンスが逆に相手のやる気に火を付けた?そんな感じも受けますよね?逆に「やってやろうじゃないか!昨年までB2のチームに負けてたまるか!」と闘争心が湧いてくるとでも?B1クラス、それも上位チームでは激しいディフェンスを隠し持っている。それに加えて、ファールをもらう技術、制度の良いシュートも併せ持つ。それらを痛感させられたゲーム1の試合だった。だからハピネッツは発展途上のチーム。挑戦者の気持を忘れないで精進してほしい。

ゲーム2ではハピネッツのオフェンスの形が出ました。これを磨いて勝ち切るパターンを作ってほしいですね。ターンオーバーも9、三河は22でした。頑張りました。ディフェンスで足が動いていたし、そのままオフェンスも走ることが出来た。金丸選手が41点でキャリアハイ。