Bリーグが発足して今年で4年目を迎えます。サッカーやバレー、ラグビーに比べるとまだまだこれからのバスケット界ですが、ワールドカップの「世界基準」のキーワードが最近盛んでして、世界と戦うには何が必要なのかを突き付けられている現状であります。
緊急にBリーグ選手が取り入れるべき行動とは?
引用:https://sports.yahoo.co.jp/column/detail/201910010002-spnavi
W杯での日本の戦いぶりは、Bリーグの「質」を考えさせられる機会になった。今大会で日本が苦戦した理由のひとつが、世界レベルの選手たちの「圧」の強さだ。この目に見えない魔法の力によって、日本の選手たちは感覚を狂わされ、本来の力量が発揮できなかった。
篠山に言わせれば、それは単に体格やフィジカルの差ではなく、コンタクトに対する意識の違いにあるという。
「僕が感じたのは、体を自分から当てにいくことへの慣れであったり、技術が僕らにはないんじゃないか、ということです」
また、NBAも含めた”世界のバスケ”では、以前よりも万能な力量が選手に問われるようになった。ポジション間の差が薄くなり、長身の選手でもアウトサイドでプレーし、3ポイントが打てることも当たり前になっている。
しかしBリーグでは、多くの外国人選手が体躯(たいく)と高さを生かしてゴールの近くでプレーすることが多い。これは、世界的な潮流からかけ離れていると言わざるをえない。
引用:https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191002-01098170-playboyz-spo&p=2
まあ、今の段階で多くの課題を肌身で感じられたことは大きな財産で、これからいよいよ開幕する2019~20シーズンにおいても、選手のモチベーションは高まっていると思います。
Bリーグにおいて、外国籍選手の扱いにはルールがあります。コート内に立てる外国籍選手は2人まで。これをオンザコート2と言っています。最近では帰化した外国人選手を含ませるオンザコート3という使用方法もチームによってはあるようですね。
なので帰化選手を持つチームにアドバンテージがあるように思います。
だって外国人選手3人と日本人選手2人の5人では、いかにも外国籍選手の強みを生かした試合プランで有利に戦えそうな気がしますものね。
まあでもこれってバランスが難しいという声も聞かれますが、「いざ」という時のオプションで備えておくのもいいのかもしれませんよね。
現在ラグビー日本代表の活躍で、大いに盛り上がっている最中ですが、この日本代表には外国籍選手が不思議と多いですよね?
いわゆる帰化選手の扱いだと思います。バスケットとは違い日本に3年以上住んでいれば代表選手として認められるようなのです。
南アフリカやサモア、ニュージーランド出身の選手もいるようです(間違っていたらごめんなさい)。それは何も日本代表以外の国でも同様なのですね。帰化選手としてその国の代表に名を連ねています。
秋田は秋田工業といった高校ラクビー界において、輝かしい実績をもったチームがあって、結構昔からラグビー熱はあったと思います。
話をバスケットに戻しますが、オンザコートルールはこれ日本人選手のために設けられたルールでもあるのですね。世界基準に慣れるために外国籍選手とのマッチングを、試合を通して学ぶために。
日本人強化策としてです。
思い起こせば、昨シーズンまでヘッドコーチをしていたペップ。
ペップ体制では試合の中で必ず、オンザコート0の時間、日本人選手だけの時間を作って試合をしていました。リードをしてこのままでいい流れの時も、あえてそうしていました。
その結果試合を落としても、シーズン貫き通しました。bリーグの将来のためにね。
他のチームは、チームの勝ちにこだわり、そんなことは絶対にしなかったし。
なので確かに外国籍選手はチームの助っ人であることに間違いないのだし、彼らにボールを集めてしまう心情も分かります。一人で30点とったり、、、。
でもそれを打ち破っていかないと、バスケット日本代表の活躍はいつまでたってももどかしい結果がついて回るかもしれません。
いちばん危機感を持っているのは先のワールドカップで戦った選手たちであろうと思います。外国人選手にあたり負けしないフィジカルと俊敏性、タフショットを決めきる強さ、フリーでは絶対に落とせないシュート精度。
bリーグが開幕し、チームとしてどんな意識を持って戦うのか?個人としてはどうなのか?課題の多いバスケ界の将来に向けて「世界基準」を見据えた、戦いが始まります。秋田ノーザンハピネッツの試合結果も当然気になりますが、外国籍選手への対応力という点も大いに注目していきたいのです!んでねー?