ハピネッツチア

ハピネッツ昨日は富山グラウジーズ戦に対して、「やってやろう!」感が出せなくて悔しい想いをしたのだが、しっかり修正して試合に臨むことができたのか?ここがシーズン序盤のある意味チーム力が問われる戦いになると思います。

18-19 B1第6節10月28日VS富山グラウジーズ試合結果

ゲーム序盤のゲームプランは理想的でした。ボールパスを回し、ルーズボール、オフェンスリバウンドも頑張って取っていた。24秒バイオレーションギリギリでシュートも2本確実に決めた。スチールも8で、昨日とは全然違う動きが出ていた。第1クオーターは26対12。

第2クオーターはハピネッツはオンザコートゼロからのスタートさせました。成田のスチールからの速攻で14対30の16点差とし、「ああ、今日は終始リードを保って、安心してみていられる。何しろハピネッツらしさが十分に出ている」とそんな久しぶりの勝利を確信させる内容でした。ここで初めて谷口選手のレイアップシュートを見ました。このようなバリエーションを増やせばいいと思う。

恐怖のどんでん返し

しかし、チームファールが多くなり、富山の外角からのシュートが決まりだすと一気に流れは富山に傾いた。ハピネッツとしては、まさか、集中力が途切れたのか、急に得点が入らなくなり、ファールでフリースローを与え差は4点に。こうなると元々強力なオフェンスのチームの勢いは止まらない!連続得点、スミスのダンクで逆転を許すと一気に39対48の9点差に差を広げられた。どうしたんだろうか?急に蛇ににらまれた蛙みたいに、怯えていた。
秋田|26|13|17|24|=80
富山|12|36|30|20|=98

後半になっても富山のペースは変わらない。うーん、本気でハピネッツをつぶしにかかりに来ている。個人ファールも多くなりなんか審判と勝負しているかのよう。それでもハピネッツもスチールやルーズボールを積極的に取っていくのだがシュート精度も悪くて、必死さの割には追いつけない。ウイリアムズも久しぶりのゲームでしたが、状態は今一つ。富山はもう、余裕のゲーム運び。第4クオーターはお互い、オンザコートゼロの日本人対決。ここでは明らかにハピネッツの方が元気なのだが、万事休す。

ペップHCの注目発言

昨日と同様に富山さんは自分たちよりずっと良いバスケットをしていました。第1クォーターは自分たちのバスケットができ、良い入りができましたが、第2クォータ―は多くのフリースローを与える結果となって試合の流れを変えてしまい、そこから取り戻すことができませんでした。第1Q終了時点でこの流れのままやっていこうという話をしましたが、第2Qではファウルがかさみ、選手たちはファウルのコールを意識してしまって、自分たちのプレーを遂行することに集中できなくなりました。それが流れを変えてしまった要因でした。
 いつも言っていますが、秋田は今出場時間が長い選手は若手中心で、相手のチームは自分たちよりもはるかに経験豊富な選手が多いです。そういった経験のあるチームを尊重し、理解して対戦に臨まなければならないと思います。このような連敗から学びを得て、課題を見直し、次につなげていきたいと思っています。

最後に籠球(ろうきゅう)侍から

まだまだチームとして熟成途中であることを露呈した。前節の栃木戦で、めどが立ったかに思えた。しかし、激しいディフェンスは機能するもムラがあるし、ファールがかさむと手足をもがれるような立ち振る舞い。もっとファールをコントロールできないものだろうか?うーんでも用意周到に富山のHCに研究されていたのかもしれない。「B1は当たりが強いし、B2よりはファール取られないだろう?」との思惑は通用しません。明らかに腕や手に触っています。ボールに行けてないのは何故なんでしょうか?富山にやられたファールをもらうプレーをハピネッツはアイコンタクトで選手同志できないだろうか?

ハピネッツ侍

勝てそうで勝てない。苦しいゲームが続くが、試合は待ってくれません。残り50試合。次は週末名古屋戦。もう一度戦術の見直し、練習を期待します。ホームで連敗脱出だ!ホームの富山では最後ブースターから「ゴーゴーハピネッツ」コールが出ましたし、富山に来てくれたブースターはお返しに「ゴーゴー富山」と叫んでいました。心がほっこりしました。