2週間のバイウィークでは秋田はまず、アイバーソン選手が連携をどれだけ深めたのか?楽しみだ。直前までの練習は、より早いバスケ強いディフェンスをみっちりやったというので、その仕上がりを琉球にぶつけることになる。
ケンゾーHCがいない分、アシスタントコーチのケビン・ブラスウェル氏、池端幹司氏の二人で仕上げた形で、沖縄で合流するのだろうか。
2021-22天皇杯12月1日秋田ノーザンハピネッツVS琉球ゴールデンキングス4次ラウンド11回戦
秋田|10|21|14|24|=69
琉球|27|17|29|28|=101
ケンゾーHCコメント
琉球さんには出だしからゲームを作られた印象です。
自分たちが試合にソフトに入ってしまい、琉球さんの方がしっかりプレッシャーをかけてきて、そこからアタックをされてしまい、ビハインドを追っていく展開になってしまいました。
試合を通じてドライブやペイントエリア、インサイド陣を守れず、いろんな問題があった中で、オフェンスでも琉球さんの捨てるところは捨てる、締めるところは締めるといった絞ったディフェンスに対していいオフェンスを作ることができず、全体を通してすごく大きな差を感じた試合でした。
バイウィーク明けの試合で、秋田には期待感があり、ゲームの入りを見ていたが、、、、。まずディフェンスがソフトな印象を受けた。トップの位置から「バチバチ」やってはいるが、ペイントエリア内を守れないということと、相手3pシュートへの対応が遅く、今村選手に2クオータで4本も決められた。
秋田は全体的に「試合勘」が乏しいと思うし、逆に琉球は現在3pシュートリーグトップの秋田にシュートをさせないように、準備してきたのが分かった。
試合の主導権は琉球が握るが、それを上回るエナジーがなかった。というのは、またしてもデイビス選手のファールトラブルがある。
かわりにアイバーソン選手が気を吐いた。リバウンドや、川嶋選手からの合わせ、ダンクにつなげるところを見ても調子があがってきている。シュートブロックも破壊力があった。体も幾分絞っているように思うし、いっそ先発で使うのもいいと思う。
デイビス選手は少し冷静に考えてほしい。イージーなファールがもったいない。審判の判断にもよるが、そうした印象は良くないからだ。
元々アグレッシブな選手。田口選手の3pシュートをリングに嫌われるとことを飛び込み、ダンクした。そうしたところを、チームの縛りで生かし切れていない気がする。彼の昨シーズン後半のアジャストが消えている。
ゲーム後半は31-44の13点差からだが、これは追いつける点差なのだが、今日の秋田のシュート精度は上がらなかった。ディフェンスもギアが上がらないし、修正力がないのを露呈した。
確かにリーグ戦を今週末に控え、疲れなどの影響を、少しはよぎったのかもしれない。まずは「ディフェンスから!」のファストブレイクの形が最後まで影をひそめてしまった。
ディフェンスのチームではあるが、100点ゲームを献上してしまう、チームの約束事を今一度、確認、または修正してほしい。100点献上は秋田のバスケとしては受け入れられないし、恥ずべきことだと思う。
それにしても琉球はクーリー選手が本調子ではないのに、勝負強かった。地元開催ということもあるが、秋田ももう少し慌てさせる場面が必要だった。
ただ、外国籍選手はやっとそろうことになる。秋田のやりたいバスケを思う存分発揮してほしい。