今シーズン終了後、秋田市でシーズン報告会が行われ、スポンサー等200人が集まった時の、サプライズがあった。秋田は通算28勝32敗で東地区4位で今シーズンを終えCSカムバックは果たせないでいた。
特にオフェンス、外国籍選手は要のインサイドの攻守が安定せず、日本人選手に埋もれてしまい、勝負所で打開できず、チームを活性化できないもどかしさが付きまとった。
その報告会で水野社長のコメント
「正直、今シーズン任せられる選手っていうのは、ほぼいなかったというのがありますので、オフェンス面ではボールを預けられる選手をぜひ引っ張ってきたいというふうに思っています」「円安でお金がかかるので、なんとか来シーズンもよろしくお願いします」
引用:https://news.ntv.co.jp/n/abs/category/sports/ab573bf0331f904369b13cac66c6972621
という事は、いよいよ秋田にもスコアラー的な外国籍を入れるということだろう。ボールを持ち、1オン1で仕掛けられる選手で3Pも打てる。インサイドでは体を張るディフェンス、リバウンドを取る選手。当たり負けしない体。
秋田が試合で点差をつけても、相手チームの外国籍であっさり何度も追いつかれた、そんな選手。
ケンゾーHCのコメント
「負けているのに、ここでひたすらヘッドコーチができるなんて1ミリも思っていません。勝って契約をのばしたい、勝って強いチームから話があっても断って、秋田を選びたい、そういう気持ちでずっといます」
引用:https://news.ntv.co.jp/n/abs/category/sports/ab573bf0331f904369b13cac66c6972621
負けが込んだ時は、6年の長期政権である、ケンゾーHC更迭論も沸いてきたが、冷静に考えてみると、代わりのヘッドコーチはそう簡単に見つかるものでもない。確かに積み上げてきた秋田のいい部分も、今季、崩れてしまった感もあったが、そもそもチーム構成がいびつだった不安は、東北カップで優勝できなかった時点で明らかだった。
チームの成長、個人のステップアップを望んだものの、強みは発揮されなかった部分が尾を引いた。
昨今のB1の外国籍のレベルを目れば、明らかに力不足であり、その国の代表経験者としても、リクルートには課題がある。まして秋田は限られた予算内でやりくりする事情がある。
幸い、契約最後の来季、もう一度、タイプの異なる外国籍を入れて、やってもらいたい気もするのは確かなところだ。
最終戦で魅せた戦術ガディアガ。もちろんチームのズレを作って爆発した。今度はCSカムバックのためには、外国籍の個の力、クリエイトする力はマストだ。ようやく秋田にその時期が巡ってきた。
長かった、、。ベイカー、クロケットの失敗もあった。もう似たようなタイプは払い下げだろう。
最後に
なにはともあれ、強い秋田を見てみたい!その願望は常にある。そういう意味で社長の言葉は実にありがたい。今後の動向を注視したい。そして次に気になる選手は中山選手だ。彼はどこか寂しい表情をしていたのが気になる。
まさか、移籍??は考えてもいないが、彼は今一番のピークだろうし、強豪に行けばCSにも出られるチャンスはあるだろう。元秋田のザックは東京に移籍したおかげでCSに出ている。その姿は元秋田という感情もあり、うれしくなった。
とはいえ、秋田の心臓の中山選手の動向も注目だ。
秋田には本当に良い日本人がいるが、しかし、それを生かすのも外国籍の存在がある。その相互関係で、チームが強力になり、上位チームと戦える戦力となる。是非良い選手をリクルートしてほしい。
バスケットボール、りそなグループB1・秋田ノーザンハピネッツは、8日夜、秋田市で、シーズンの報告会を開きました。