カーター選手インサイド封印解除か?島根スサノオマジック戦なめてかかると三河の二の舞に!

ハピネッツと同じ1年でb1復帰を遂げた島根スサノオマジックをいよいよ今度の土日ホームで迎え撃つ。その島根の戦力ですが決して侮れません。西地区5勝9敗で現在最下位ですが先の三河戦であのスター軍団から2連勝をもぎ取っています。

島根の鈴木裕紀ヘッドコーチも中々の策士でありますし、ハピネッツと共にB1へ昇格した当時の福岡から移籍した山下泰弘選手のパフォーマンスも見落としてはいけません。核となる選手を徹底マークしてくるはずですし、三河戦でもガードナー選手を自由にさせませんでした。前半リードを許すもぴったり追従しながら後半逆転しています。

外国籍選手は現在ロバートカーター選手、ブライアンクウェリ選手の二人ですが恐らくは出ずっぱりになるのかもしれません。3人目の選手(アイク・ディオグ選手)は健康診断で引っかかり契約には至りませんでしたので、選手獲得に急いでいるようです。

確かに三河は現時点ではディフェンスは弱く、オフェンスの方にシフトしている感がありますね。肝心のオフェンスもバランスが今一つで、なかなか波に乗れていないのが手に取るように分かります。さすがのオフェンスでいい時間帯が来ても悪い時間帯がある。ディフェンスでねばれないのかな?そうチームディフェンスに欠けるのだ。

ですのでそのまま、ハピネッツの戦いにおいて島根に分があるとは思いません。ですが油断し、なめてかかると島根の術中にはまります。

秋田のホームアドバンテージを生かし切り、激しいディフェンスを40分間やり遂げる必要がどうしてもあります。京都戦で示した100点ゲームにいつまでも酔いしれてはいけません。

島根のヘッドコーチは虎視眈々と準備しているはず。あのハピネッツのしつこいディフェンスは、山下選手がアドバイスしているしね。
でもね最近はまさかのゾーンディフェンスを交えるので、そのあたりの駆け引きも面白いですよ。

そしてハピネッツは貪欲にさらにオフェンスのバリエーションを増やすことであります。

明るい材料としてはケガで離脱していた古川選手が復帰にカウントダウン状態であるということ。
日本人選手がスキルアップしていること。保岡選手も古川選手がいない中同じポジションで躍動しました。

そしてハビエルカーター選手がbリーグの試合に慣れて覚醒してきたこと。

最初は軽すぎる?審判の笛に驚いていたのかもしれませんが、ファールトラブルに陥ることなくコントロールできるようになってきましたし、ディフェンスやリバウンドも安定してきました。パスカットは結構鋭いです。

⇒ハピネッツ中3日京都戦で100点ゲーム!カーター選手が覚醒し末恐ろしい秘密兵器だった

加えてミドル、3Pシュートの確率も上がり、フェイドアウェイシュートも綺麗に披露してくれました。(後方に下がりながら相手ディフェンダーから離れジャンプしてシュートする)よく、キーナン選手が得意としてしますよね。

しかしカーター選手はまだまだ見せていない本領発揮していない秘密の部分がある。
それはまさしくインサイドの攻撃参加!日本人選手からの合わせからのダンクシュート!&アリウープシュート(これはニカ選手が時々見せてくれてます。インサイドへゴリゴリ押し込んだりもしてくれてます。アリウープはリング近くのパスを受け空中でキャッチしてダンクシュートをすること。)
パスカットしてからの一人旅レイアップは時々見せてくれましたが、競った時のオフェンス身体能力をまだ見せていません。なのでこの部分は非常に楽しみで在ります。

例えば同じ東地区の渋谷。大黒柱サクレが外れたものの外国籍選手補強に成功し現在、アルバルク東京と並んで首位。そのエナジーは確実にチームに活力を与えていて日本人選手も躍動しています。

ハピネッツとはまだ対戦していませんが、おそらく見ごたえのある試合になるはず。ですからカーター選手のインサイドへの攻撃参加は重要です。

カーター選手は新婚さんで、なんでも12月に嫁さんと会えるとか。モチベーションをさらに上げていってほしいです。

⇒古川選手離脱のチームを救うカーター選手のボスハンドダンク(両手ダンク)なぜ解禁しないのか?