4639人が震えた名古屋敗戦の恐怖を打ち破る保岡選手の3P連発!攻撃は最大の防御の意味を思い出した

秋田は昨日はある意味積み上げてきたものを、見失った悔しい敗戦をした。その秋田がどんな修正を名古屋相手に示せるのかが、重要なポイント。当たり前のことを当たり前にやれば、オンザコート1の相手に負けるわけがないではないか?ゾーンディフェンスに苦しむ様子は昨シーズンで終わらせて、もっと積極的にリングに向かってほしいです。

2019-20 B1第12節12月15日秋田ノーザンハピネッツVS名古屋ダイヤモンドドルフィンズゲーム2

1Q秋田23-10名古屋

名古屋のゾーンディフェンスに対してハビエルカーター選手のワンハンドダンク!コールビー選手がカーター選手のフォローダンクを決めて上々の入り。すかさず名古屋の笹山選手はノーマークの3Pシュートを決める。古川選手が45度の3Pを沈める。しかし秋田はパス回しが多い。もう少し積極的に打ってもいいと思う。

名古屋のゾーンディフェンスがきいているのだろう。白濱選手パス出せない。

それでも秋田は今日はインサイドへのパスを出し続けている。野本、長谷川選手がバスケットカウントワンスローで気を吐く。プレッシャーディフェンスでターンオーバーを誘発、長谷川選手のパスから野本が決める。昨日はなかった細谷選手のフローターシュートも飛び出した。

2Q秋田12-15名古屋(35-25)

名古屋のアームストロング選手のゴール下からの得点。どうも白濱選手の判断遅いかな?ハンブルやパスミスがある。試合勘がもう少し。
古川選手のミドルで10点差。パスカットから保岡選手はファストブレイクでミドルを決めて吠える。31-19の12点差。たまらず名古屋はタイムアウト。そして名古屋はすぐにオンザコート2を辞めた。バランス的に厳しいのだろう。秋田はプレッシャーディフェンスが効いている。外国人を意識させつつ、野本選手が動いている。

タイムアウト後秋田は2-3のゾーンディフェンスに。オフェンスではまた白濱選手パス回しが多い。入らなくてもいいタイミングなら打ってもいいと思う。いずれ入るので。

保岡選手は3Pラインからフェイクを入れて中へ切り込みミドルを決めた。しかも連続で。

前半終了も、秋田はゾーンへの攻略は出来ている。激しいディフェンスも維持している。しかし名古屋も10点差でぴったり付けているし昨日みたいに3Pの爆発があるし、わからない。しっかり、プレッシャーをかけ続けた方が引き寄せると思う。

3Q秋田19-12名古屋(54-37)

白濱選手3P外すもそれでいいと思う。コーナー3のパスを秋田の伊藤選手がカットするも、後半の得点は名古屋から。むう、気の緩みはプレッシャーが弱くなった。連続得点で6点差。どうしてオンザコート1に劣勢になるのか?オフェンスが重たくなりだした。
保岡選手がコーナーミドルが初得点。これをきっかけに保岡のドライブ、早い展開からの古川選手の3Pが決まりタイムアウト。その間フライアゲインで会場は盛り上がる!

さらに保岡選手のディフェンスで、名古屋中東のオフェンスファールを誘う。秋田は1-3-1のチェンジングディフェンスに切り替える。保岡選手3Pで15点差。カーター、コールビーへ合わせのダンク、古川選手ミドル、カーター選手がインサイドへレイアップで17点差で終了。

4Q秋田18-21名古屋(72-58)

名古屋、笹山選手のフローターシュートから。秋田は逆に重たい展開。24秒バイブレーション。なんか考えすぎか?その間名古屋はオフェンスが噛み合ってきて、ジワリと足音が、、、。
野本選手のインサイドがやっとこさ、決まり秋田も動き出す。伊藤、コールビーのダブルチームでボールを奪うと、伊藤選手がレイアップ。58-42の16点差。
しかし名古屋の笹山選手がロングレンジの3Pシュートで11点差まで戻した。こんなシューターは素晴らしい。逆に秋田はノーマークになった選手のシュート力が足りていない。17点差あったのに気がつくと6点差に。

本当に名古屋はオフェンスのパターンが多い。

でも窮地を救ったのがやっぱり3Pシュートだった。保岡選手の連続弾だ飛び出した。残り時間を考えると勝負ありだったが名古屋は最後まで一桁点差まで詰めようと、集中力は素晴らしく、スチールからシュートを決める様はまるで秋田の中山選手でした。あっぱれ!

最後に

何とか昨日の敗戦をやり返したが、このきつい2連戦はぜひとも教訓にしてほしい。中山選手のケガとケンゾーHCのインフルエンザで不在の中、メンタル的にもきつかったろう。でも得たものも大きかった。

秋田らしさを思い知ったろう。しかし攻めるディフェンスを40分間貫くのは本当にきついことなのです。だから体力の疲労感は段違いなのでしょう。タイムシェアは重要であります。その中から日替わりヒーローが出ることが秋田らしさなのかなと思います。

ニカ選手がいない中、細谷選手もタイム時間が少ない中、野本、長谷川選手が躍動したし、保岡選手の集中力と技術力には一皮むけた感があって、次回も楽しみだ。

外角シュートは水物ではあるが、シューターなら狙える時は狙ってほしい。積み上げた感覚はいつか花開くと思います。その意味では時間をかけたパス回しより、早い攻撃のアーリーオフェンスのほうが秋田にはあっているのかな?と思いました。

アーリーオフェンスとは

さぁ、これから攻めるぞ!とオフェンスに入るとき。
大きく分けると2通りの入り方があります。一つ目は、ボールをゆっくりコートに入れて始めるパターン。
もう一つは、自分たちのボールになった時に早いボール運びで攻め込む速攻があります。
ですがこの二つの中間となるプレーもあり、それをアーリーオフェンスと言います。
例えばリバウンドを取り、攻める場合。
ディフェンスが自分のマークマンを捕まえる前に、走りこんだ勢いで攻めるチャンスを作ろうとするのが、アーリーオフェンスと言えます。引用https://chouseisan.com/l/post-7534/

⇒ウィリアムス ニカ選手はもう限界なのか?B2時代フィールドゴールNO1の実力者の今後は?