【動画】天皇杯優勝の渋谷に先をこされたのか?ペップ流のディフェンス最強証明の対決の行方は?


天皇杯バスケットの決勝は渋谷が78―73で川崎を破って5年ぶりの優勝を決めた。これは秋田にとっては不都合な事実になってしまうのか?

同じ東地区の優勝を素直に喜びたいが、RS渋谷は昨シーズン東地区4位。このチームはオフシーズン、外国籍選手のロバート・サクレ選手が電撃引退を表明した。なのでそこから有望な外国籍選手の獲得を目指し、チームの補強には待ったなしの状況だった。

それをしり目に秋田も着実に補強を進めた。ペップ元HCが築いてくれたプレッシャーディフェンスを進化させ、オフェンスもより柔軟な形にすることでチャンピオンシップ出場を目標とした。

ところがシーズンが始まると両チームは好対照な成績を残す。秋田のポテンシャルも期待が持てるのだが、それを渋谷の方は上をいった。外国籍選手のパフォーマンスもさることながら選手のタイムシェアをしながらディフェンスを強化して結果を残している。

東地区の強豪を次々に撃破していく様は、ある意味衝撃だった。

秋田が目指すバスケを先行してやっている気がしてなんか気持ち的に歯がゆさが残った。

プレッシャーディフェンスの完成度は一体どちらが本物なのか?いざ激突したらお互いのプライドが交差して凄い試合になると思います。

渋谷の伊佐勉ヘッドコーチは福岡時代ペップに出会い影響を得ている。

「全選手が最初からエネルギーを出してディフェンスし、相手よりもアグレッシブにプレイできるのかを考えた結果がフルコートでのプレッシャーというプレイスタイル。自分が出したアイデアとして採用されたのは昨シーズンまで秋田ノーザンハピネッツで指揮をとっていたコーチ・ペップ(ジョゼップ・クラロス・カナルス)のスタイル」だという。
ペップと浜中ACの接点は2016年のbjリーグ時代のライジング福岡(現ライジングゼファーフクオカ)。わずか半年間だったが非常に影響を受けたと浜中ACは述懐する。
「コーチ・ペップは私が知り合う以前からあのスタイルを貫いていて、確固たる哲学を持っている。彼の哲学と伊佐やサンロッカーズの良さを融合している」

ペップと伊佐HCの共通点については「『チームバスケット』。彼らにとってのチームバスケットは何かというと出場時間に差はあれどベンチにいるメンバー含め12人全員がチームであり、選手だけでなくスタッフも含めチームであると。12人全員でチームが結成されている。要所要所で選手が良いプレイができるように起用していくタイムシェア。その根本がふたりには共通している」
引用:https://basketballnavi.com/2020/01/13/cultural_fusion_at_shibuya/

まして勝利した方が、チャンピオンシップに出場権を握ることになりそうな予感があります。それは恐らく秋田の選手とて、感じているのかもしれません。

恐らくは秋田ノーザンゲートスクエアで初練習をして、士気を高めていると思うのです。両チームの決戦の時は近し。ですが直前には千葉戦があります。

秋田駅東の新施設で初練習 ハピネッツ

バスケットボール男子Bリーグ1部の秋田ノーザンハピネッツ(秋田NH)は12日、昨年12月に秋田駅東口に完成した体育施設「秋田ノーザンゲートスクエア」(秋田市中通)で初練習を行った。

 秋田ノーザンゲートスクエアは、駅周辺の再開発事業「ノーザンステーションゲート秋田」の一環としてJR秋田支社が建設。ハピネッツと同支社のバスケットボール部・ペッカーズの練習拠点となる。コート2面のほか、専用のロッカールームやトレーニングルーム、シャワー室が備えられている。

 この日の練習には白濱僚祐主将ら13人が参加。15日の千葉戦に向け、戦術などを確認しながら熱のこもったプレーを見せた。

 練習を終えた細谷将司選手は「専用ロッカーもあり、夢のような施設。ゴールがたくさんあって練習しやすく、Bリーグ界にとっても大きな一歩だと思う」と話した。

 これまで同市旭北栄町にあった秋田NH社の事務所も同施設内に移転し、新たなスタートを切った。同社の水野勇気社長は「フロントスタッフも練習をよく見られるようになり、選手とのコミュニケーションもこれまで以上に図りやすくなった。フロント、チームが一体となってやっていきたい」と語った。
引用sakigake.jp/news/article/20200112AK0031/

ここはぜひ勝利してもらいたいですね。ここでもしも「ぐたぐた」にやられてしまうようでしたら、危険水域だろうと思います。

秋田の怪我人、中山選手、白濱選手の状態の気になる所ですが今日の天皇杯決勝を見て、血肉が踊る感情、アドレナリンが噴き出る選手で在ってほしいのです。

渋谷の今日のディフェンスは、40分間継続とありましたが、それはメリハリはあったように思えます。トップの位置からもありましたが要所で圧力をかける1対1では本当いに集中していましたし、川崎は何度もターンオーバーからの失点がありました。

ダラダラとマンツーマンに付くのではなく、ここぞという時の意識の集中が凄いと感じました。その差で競った点数をものに出来たと思います。

激しいディフェンスの利点は相手を疲弊させることにある

ベンドラメの言うように、川崎は出場したのが8人、4人が30分以上のプレイタイムとなった一方、SR渋谷は多くの選手でプレイタイムをシェア。それぞれが役割を果たしたことが、タイトル獲得につながった。引用:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200112-00000082-dal-spo
ベンドラメ礼生は13得点という数字以上に、攻守に積極的に走る姿勢でチームを引っ張り優勝に貢献。大会MVPにも輝いた。「40分間ディフェンスで戦って全員バスケができた。今シーズンの僕たちのバスケはディフェンスで相手を嫌がらせること。それを天皇杯決勝で表現できたのはすごく良かった。天皇杯を優勝したチームとしてBリーグも戦って、優勝できるように頑張りたい」と喜びを語る。
引用https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200112-00010005-basket-spo&p=2

もちろんそこにたどり着くまでのミスは最小にしないといけませんでした。フリースローは確実に決める。ファールトラブルに陥らないでコントロールできる。アウトサイドシュートは打ち続けるし外れたときのリバウンドで回収する。

ペイントエリアには早く攻め上がり、走るバスケを優先する。

やはり秋田のやりたいバスケのために、役割を早めに徹底するということでしたね。

なので水曜日の千葉戦がキーポイントで在ります。よそ行きのバスケはやめて自信を持って富樫選手や田口選手を蹴散らしてもらいたいです。んでねー?


ハピネッツのプレッシャーディフェンスは渋谷に負けてるのか?どちらのインテンシティの強さが本物なのか?