【お宝映像】チームメイトの最終千葉戦!富樫、田口が中村和雄氏の元へダッシユした日

相手はBリーグ初年度以降勝てていない千葉ジェッツだ。中二日で沖縄から戻っての秋田戦だ!千葉は総合力でリードをしているが、後半疲労が蓄積して、秋田ペースになれば面白い。

2020-21 B1第31節5月8日秋田ノーザンハピネッツVS千葉ジェッツ試合結果

秋田|19|9|23|19|=70
千葉|27|15|29|27|=95


秋田は出だし互角の滑り出しだった、大浦選手のはマッチアップの富樫選手をかわしての3Pシュートを決めれば、サイズ選手から中山選手がスチールし、デイビス選手の速攻につなげた。

細谷選手も元秋田の田口選手のマッチアップからの3Pシュートを決めたし、デイビス選手は早くも2ブロックでゴールを防いだ。

しかしインサイド、ペイントエリア内へ千葉がボールを入れ、ゴールを決める。オフェンスリバウンドをことごとく支配して点差を広げに入る。3Pシュートはまだゼロ!なのに、、、。これがすべてだったかもしれません。

秋田はハーフコートオフェンスでボールが停滞し、タフショットを打たされている。中山選手のドライブもリングに嫌われ、得点できない時間が続いた。アウトサイトに活路を見出すもやはり確率が悪く、流れを引き寄せられない。

なにげに、千葉もディフェンスの圧力が強いのだ!この辺りは来季のチーム構成に、参考にしたいものだ。

前半の最後に伊藤選手からピックアンドロールで、デイビス選手のインサイドダンク!できっかけをつかみたい秋田だが、富樫選手が前半終了間際にインサイドアタックからファールをもらい28-42とした。

後半はいきなり中山選手の3Pシュートが決まり、思い切ったプレーの気持ちが出る入りだった。大浦選手も続き、3本目の3Pシュートを決め、果敢にレイアップシュートのワンスローで、流れをつかみ、千葉がタイムアウト!

デイビスもこの日4本目のシュートブロック!を記録。

やっとボールの動きが良くなってきた。デイビス選手に合わせの連続得点でらしさを演出。長谷川選手は気迫で2回インサイドアタックを仕掛けチームを鼓舞し続けた。


しかし総合力で勝る千葉は、インサイドを中心に得点を積み上げる。田口選手もコーナー3Pシュートを1本決めた。オフェンスのパターンは実に多彩で、最後まで秋田の手詰まり感は解消できなかった。

秋田は今日、シーズン集大成を見せる覚悟で試合に臨んだ。

しかしながら、やはりコールビー選手がいない中、必死のゲームプランは実を結ぶことは少なかった。ディフェンスのチームではあるものの、失点が多くなった。

また選手間の意思疎通も弱く、パスミスが続きターンオーバーも多くなった。これでは強豪相手には、いくら食い下がっても、勝利までは遠く、戦術としての限界を感じさせた。

【お宝】中村和雄氏の総括&富樫・田口が挨拶

千葉との最終戦に中村和雄氏の見守る姿があった。最近の試合内容に満足はしていないものの、辛口アドバイスへハピネッツ選手からメッセージが送られた!お宝映像

ケンゾーHC試合後コメント

今日はペイントエリアのところが一番大きな課題だったと思います。
日本人選手もサイズが大きいですが、特にダンカン選手、エドワーズ選手、サイズ選手の外国籍選手3名の所で、ペイントを支配されてしまったという印象です。また、1Qの勢いを止められなかったというのも厳しい試合展開になった要因だと感じました。

シーズンを通して、どうやってこのチームをもっと強くしていこうかというのを考えていました。
後半戦で上位チームと多く対戦させてもらい、今日も含めなかなか勝てない、課題の多く残るシーズンでしたが、選手たちはこの59試合をしっかり戦い抜いてくれました。まずはそこに心から感謝したいです。
フロントスタッフもこのコロナ禍でも集客を非常に頑張ってくれましたし、ブースターの皆さんもシーズンを通してずっと共に戦ってくれたことに感謝いたします。

振り返ればアップダウンのあるシーズンだったと思いますが、このシーズンがあったからこそもっと強くなったと言えるように、そして、秋田がまた前に進めれるように頑張らないといけないと思いました。

ハイライト動画

シーズンの終わりの3試合は強豪との戦いで、課題はより鮮明になったことは、この先の礎になっていくだろうか?
今シーズンは日本人選手が頑張らないといけない!そんなテーマがあった。確かに勝ち星は昨シーズンより増えたし、経験も増した。しかし悔しさや厳しさのほうが、多く感じてしまうところに、チーム作りの難しさがある。

まさかのコールビー選手の長期離脱が与えた影響は、球団にとって得たものはなんだったのか?勝負をするにあたり、何をどう準備しなければならなかったのか?コールビー選手の代替え選手はどうして補強しなかったのか?

厳しい状況での選手のステップアップや、シーズン通しての裁量は期待通りだったろうか?

外国籍選手や帰化選手、そして日本人選手の個性が合わさっての、上位進出への取り組みは、待ったなしの状態だ。

しばらくはB1の舞台も降格のないシーズンが続くが、新しくB1リーグは2026年にスタートになる。バスケが新しくメジャーになっ行くときに必要なのは競技の魅力と強さだろう。

→新しいBリーグは2026年に!カテゴリーの再編、構造改革にあなたはついていけるか?

上位チームとの力の差を痛感し、それを決して忘れないで、真剣に秋田らしさの点検も再構築する時期だろう。