結果、千葉を目覚めさせた秋田のステップアップは本物だったのか?


機能の千葉とのゲーム1では4クオータでわずか8点に抑えた秋田のディフェンスが今日も機能するのか?千葉がそれを上回る対策をして、本来のオフェンスで粉砕するのか?11月最後の意地の戦いになる。

2020-21 B1第9節11月15日秋田ノーザンハピネッツVS千葉ジェッツゲーム2

秋田|13|22|13|18|=58
千葉|24|22|33|16|=102

秋田は試合開始は足が動いているし、千葉も動きがいい。しかし昨日のきわどい勝利におそらくかなりミーティングでは、気合を入れられたと思う。

なので、リバウンド、特にオフェンスリバウンドを支配し、シュート精度も良く、本来の千葉の姿を披露した。

秋田も時々、スチールからのブレイクを出しながら反撃を試みるも、千葉のディフェンスの網に引っかかる。またデイビス選手もファールを気にしてか?ディフェンスに切れがない。

審判の笛に不満をあらわにしている。頭に血がのぼっているし前半無得点。もう少し仕事をしてほしい!逆に千葉のサイズ選手は背の低い秋田の選手を、ことごとくブロックする動きを見せた。

千葉の富樫選手は今日も精密機械のようにシュートを決めてくる。あのトップの位置からのステップバックからの3Pシュートは絶品だ。対する秋田も単発ながらミドルや3Pシュートも決めるのだが、それを上回る千葉の猛攻。前半だけで52点をたたき出した。

秋田は後半意地を見せれるのか?3Pシュートは打ち続けるしかない。

後半も千葉は走り続けた。いきなり6-0のランで秋田は完全に足が止まっている気がする。ゾーンディフェンスを仕掛けるも千葉は昨日と違い、やすやすと攻略している。

秋田は細谷選手の3Pシュートやトラジョンからの大浦選手の3Pシュートも飛び出して何とか流れをつかみたいのだが、苦しい時間から抜け出せないでいる。

4クオータではコールビー選手がファールアウト!デイビス選手のオンザコート1に千葉も付き合ってくれた。しかしそれもデイビス選手もファールアウトで秋田は厳しい試練に。

今日は野本選手は3Pシュート3本決めてキャリアハイの14得点。中山選手は15点、存在感を見せた。しかしレイアップシュート、ペイントエリア内のシュート精度は以前低いし、シューター陣の3Pシュートは、あのプレシーズンで見せた破壊力はない。

100点失点ゲームは北海道に続いて2回目。ディフェンスが生命線の秋田は一度崩壊するとオフェンスまでもが目も当てられない結果になるのは、いかがなものか?

まさか夢物語を見てはいやしないか?

今の秋田はメンバーを欠いての戦いは昨日の結果が限界であろう。体力面、技術面において、ベストメンバーの相手だと分がありすぎる。この2週間で12月からの戦いに向けて余程準備しないと厳しいかなと。

理想ではなく現実的な選手の状態を見抜いていかないといけないのではないだろうか?

日本人選手は確かに昨シーズンからステップアップした選手はいる。しかしまだもがいている選手もいる。

いろんなシーズンがある中、けがによる選手がいない中秋田はどんなローテーションをしてしのいでいくのか?体を張った頑張りができないと、あっという間に大差がつく。

カーター選手が復帰してきてそのバランスも見てみないといけないが、今日のデイビス選手の出来ではエナジーが全くなく、心もとない。

ケンゾーHCの思い描いているバスケはまだ不完全燃焼だが、今日の大敗が今後吉と出るか、凶とでるのか?選手の精進に期待するが、外国籍選手の入れ替えはあるのだろうか?

「優勝、日本一を目指す」といった言葉に嘘はないなら、今日の試合は今後絶対に繰り返してはいけないと思う。んでねー!


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